冤罪問題を引き起こした将棋棋士への断罪
昨日、日本将棋連盟谷川浩司会長は、将棋ソフトの不正使用疑惑をめぐる混乱の責任を取り、会長職を辞任すると発表した。この辞任に、愚生は全く同情しない。真っ当な人材が会長職なら、このような混乱を引き起こさなかった。将棋ソフトの不正疑惑に、スマホ、携帯電話やパソコンの持ち込みを禁止して竜王戦を開催すればよかっただけだ。社会性もなく、教育も受けてない将棋指しが、会長、専務、理事などと肩書きを頂いて、当事者能力もないのに決裁したことが問題だ。肩書きを付け職権を持ったとしても、それに見合った知識や経験を備えていなければ実務は出来ない。滑稽なのは、利害関係の最もある渡辺明が、その輪の中心にいたことだ。常識では考えられない。谷川会長は、「第三者調査委員会の報告では、昨年10月に将棋連盟が下した判断(三浦弘行九段の出場停止処分)は『妥当』であるとの結論をいただきましたが、判断に至る10月以前の調査や対応に不備があったことに責任を感じています」と口ではいう。しかし、世の中の趨勢は、日本将棋連盟に雇われた第三者調査委員会の報告など詭弁だと思っている。報告書の中で、重要な事は三浦九段が潔白だったという事実だ。そもそも、谷川会長は「調査委の報告を受けて記者会見した12月27日の段階では、会長の任期を全うするつもりでした。」というから、真摯に反省はしていない。会長が辞めても積み残した問題は、なんら解決されていない。三浦九段との金銭的な補償や順位戦の扱い、竜王戦の再選など全く被害者と合意がなされていない。そして、最も重要な事は、谷川会長も含めて冤罪問題を引き起こした棋士への断罪がされていない。棋士の間からは、連盟役員の総退陣を求める声が上がっているというが、当たり前の話しだろう。本人自身は「もっと早い段階で手を打っておけば、このような大きな問題にならなかったかもしれないということは強く感じています。」といっているように、谷川会長の職務能力の欠如は著しい。つみ残された問題は、どう解決すべきだろうか。愚生の案だが・・・
渡辺明の日本将棋連盟からの除名と竜王位の剥奪
・週刊誌へ日本将棋連盟の内部情報を漏らした渡辺明への損害賠償請求
・渡辺明の除名で空席になった竜王位を三浦九段が引き継ぐ。
・竜王戦の優勝総額金は、三浦九段に授与する。
・順位戦の序列は、6位とする。(渡辺竜王は除名処分のためA級は10名)
根拠もなく、憶測だけで非業中傷した棋士への倫理規定違反の処分として
・公共の掲示板に、三浦九段を誹謗中傷した橋本八段の一年間の出場停止処分
・根拠のない確率理論で中傷した千田六段に対し半年間の出場停止処分
・3分を30分と言って告発した久保九段の三か月間の出場停止処分
・その他、上記以外の関係者への注意
そして、刑法に照らし合わせて、刑事罰に当たると考えられるものについては、刑事告発する。
潔白なのに離席疑惑で三か月の出場停止を言い渡された三浦九段は、この内容でも納得できないだろう。
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