攻撃は最大の防御、防衛費を効率よく
今日は、三浦九段と羽生三冠の対局がある。コンピューターソフトの不正使用疑惑を指摘され、後に不正の証拠がないと認められた三浦九段の復帰戦だ。対戦相手の羽生三冠は、疑わしきは罰せずとコメントしていた。羽生三冠は、黒の確証もないのに不用意な発言をしたことで少なからず因縁がある。三浦九段は一連の疑惑騒動で、昨年10月から12月末までの出場停止処分を受けており、約4カ月ぶりの対局となる。トッププロの棋力差はわずかだ。羽生三冠は、疚しく申し訳ない気持ちだろうから、ブランクはあるが三浦九段が勝つような気がする。ところで、長い訪米でトランプ米大統領と日米首脳会談をした安倍首相がやっと帰ってくる。新聞によれば、詳細はともかく、胸をなで下ろす会談だったらしい。キチガイに刃物といった風なトランプ大統領の過去発言には心配していた。ところが、トランプ大統領は共同記者会見で「日本国民に米軍を受け入れていただき感謝します」と語ったことからも現状認識を正しくしている。米大統領からアジア太平洋地域への日本の役割に対する理解が得られた意義は大きい。いずれにせよ、支那や朝鮮がやりたい放題していることに、少しはお灸になっただろう。何もしないと踏んでオバマだと米国は完全に舐められてしまっていた。トランプの「めくら蛇に怖じず」といった本気度に期待したい。尖閣諸島の領有権を主張し、公船などによる領海侵犯を繰り返す支那がいる限り、安心はできない。尖閣諸島が武力攻撃があった場合、米軍が防衛義務を負うことは条約上、当然だ。共同声明は、日本は同盟におけるより大きな役割及び責任を果たすことも強調していた。尺進あって寸退なしといふうに、攻撃は最大の防御だ。五兆円を超えた防衛費を効率よく使ってもらいたい。専守防衛など、一番効率が悪く高つく。米国は、移民政策をめぐって欧州主要国と対立する。しかし、欧州の移民問題は、過去の自らの植民地政策のツケだ。今回の訪米で、トランプ氏との蜜月関係は、今後の日本外交全体に良い影響を与える気がする。安倍首相にとって、久しぶりのクリーンヒットだった気がする。
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