お竜さんの顔が吉永小百合にそっくり
栃木県日光市に鬼怒川温泉がある。愚生は、数年前に学生時代の友人と泊まったことがある。龍王峡駅から歩いて数分の場所に、館内の老朽化や資金難を理由に2014年末に閉館した「鬼怒川秘宝殿」があった。当時、閉館予定を知っていたなら、拝観すればよかったと悔やまれる。この秘宝殿は、1981年(昭和56年)に開館したというから、オイルショックの後の多少景気が上向いた頃だ。その後、このような秘宝館は、バブル期に全国数十カ所以上あった。しかし、参観者の減少で相次いで閉館となり、残すは「熱海秘宝館」1カ所のみになってしまった。愚生らの同窓会は、偶然だが鬼怒川温泉の次は熱海で開催された。しかし、熱海の温泉に泊まったが「熱海秘宝館」は話題にも出なかった。当時、リーマンショック後で不景気だった。そのせいか、閉館した温泉ホテル前に建立された金色夜叉像前で記念写真を撮ったことくらいしか覚えていない。鬼怒川の秘宝館は、性風俗や人間の性に関する精巧なセットや人形などが展示してあった。館内に入ると、まず片乳丸出しの「鬼怒川お竜」という人形がご挨拶する。同館唯一のろう人形で、艶めかしい。一応、着物はつけてはいるが、片方の乳がポロッと出ている。そして、着物の裾がはだけて陰部も見え、その下のほうも精巧に作られていた。そのお竜さんの股間を覗き込んでの写真撮影は、流石に当時でも憚られただろう。ところで、このお竜さんの顔が吉永小百合にそっくりだと思うのは愚生だけだろうか。昭和56年(開館)といえば、吉永小百合は36歳で、まだ艶のある肢体だったころだ。蝋人形の作者がサユリストだったなら、吉永小百合に似せて作ったとしても不思議ではない。今なら、肖像権などと言って訴えられるかもしれないが、当時は問題にもならなかったようだ。ところで閉館後、このお竜さんの人形などは、「閉館後も建物と展示物はしばらく残し、購入を希望される方がいればそのまま譲ります」と館の持ち主は言っていた。ところが、その展示物のお竜さんは盗難にあって、現在も行方が分からないという。もう一度売り出したなら、愚生も一体欲しいものだ。
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