ロジスティクス関連の投資ファンドを購入
オフィス用品通信販売大手「アスクル」物流倉庫で2月16日に発生した火災は、24日になっても完全に鎮火していない。物流倉庫の約8割が焼損したというから、窓がない構造が災いしたのだろうか。物流倉庫で火災が起きると大変なことになる。一方、数日前にヤマト運輸の労働組合は、今年の春闘で宅配便の引き受けを抑えるよう会社側に要求している。ネット通販の拡大で宅配便の取扱量が年々増加していて、今年度の宅配便は過去最高の18億7000万個となる見通しだ。このためか、ドライバー不足が深刻となっているらしい。この記事を読んで、B to C間の商取引の形態が大きく変わってきたことを痛感する。愚生の場合も、今まで市販薬は格安のドラッグストアで買っていた。また、洗濯用の洗剤や歯磨き粉は、激安ショップで購入していた。ところが、最近はヨドバシドットコムで購入している。送料無料で配達してくれ、商品価格も市販店より遥かに安いからだ。購入品目が決まっているのであれば、商品をパソコンからネット注文するようになった。そうなると、日常品でお店まで行くのは、生鮮食料品の購入くらいしかない。少子高齢化の昨今、お年寄りが店まで行かずに、配達してもらえることは時流に適っていると感心する。それがいっそう進んだせいか、ヤマト運輸の労組の要求が出たのだろう。ただし、経営者や株主からすれば、仕事が多くて困るなら社内の運用体制を整えるべきだ。商売を抑制するなどという暴言は、独占企業の公務員と同じだ。馬鹿も休みやすみ言えといいたい。ところで、ネット社会がどんどん進めば、社会ネットインフラ上に物流倉庫とネット店舗、そして宅配業者しか要らなくなる。当然、出店経費や人件費としての固定費が抑えられる分、商品は安く販売される。こう考えると、仮想店舗では在庫が不要なため、その分物流倉庫で全て担うことになる。これでは、グーグルのサーバーと同様で、いくら物流倉庫があってもすぐに一杯になる。そう思って、年末にオフィスビル関連のREITを売却したお金で、ロジスティクス関連の投資ファンドを購入した。月曜日にも追加で購入しようと思う。「中長期投資は内需銘柄で、長期保有で、欲はかかないこと」という愚生の指針にはあっているようだが、良否の結果は数年後までわからない。
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