都会に出たお上りさんはヤドカリ
愚生のような都会に出たお上りさんは、ヤドカリと同じだ。住み着いた地域に、それほどの愛着はない。なぜなら、好きでその場所に住んでいるわけではないからだ。結婚や家族構成の変化や成長とともに、手狭になったため住家を変える。懐具合との相談となるので、どこかで希望を抑えて折り合いを付けなければならない。家を買うだけなら簡単だが、売買同時となると容易ではない。自宅を売らないことには、次に買う家の原資がない。自宅の売却先を確定してから、その金額を原資に購入する住宅を決めるしかない。引っ越しに要する猶予期間は、建て売り住宅でもない限り、せいぜい二週間くらいしかない。愚生も月並みに、郊外の団地から、交通の便が良いマンション、そして一戸建てへと住家を変わった。借入金を減らすために、自宅は手数料が損であっても必ず売却してきた。将来への投資と思い、インフレ期待で自宅を売却をせずに、借入金を膨らました友人は、1990年以降の資産デフレで大損したようだ。今も勤め人をしていると聞くから、事情があるようだ。一方、田舎に住む人は、地価が安いことや、親から土地を譲り受けることも多い。そのせいか、住家を頻繁に変える人は少ない。初めから、ある程度の希望かかなった場所に住んでいるせいだ。頻繁に変わるより、近所付き合いなどを重視するのだろう。愚生の生まれ育った北陸の田舎でも同様だった。ところで、最近はグーグルマップのストリートビューなどがあるため、住所表示付近の様子が容易に閲覧できる。個人情報が犯されるというが、現地にまで行かなくても様子がわかる。愚生などは、音信が途絶えた友人へ、久しぶりに葉書などを投函する場合はストリートビューを使う。ある程度、様子が事前にわかるため無駄にならない。インターネット社会は、便利になったとつくづく感心する。
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