文科省の役人なら、日本語を正しく使え
今日は、猫の日。222で「ニャン、ニャン、ニャン」だからだ。そう思い愚生宅の猫の顔を覗き込むと、いつもと変わらず不愛想に眠っている。語呂合わせで決めた日だから、猫にとって意味はない。暦の上では、今年は閏年でないため、猫の日の一週間後からは三月になる。庭の紅梅は早々と春を告げているが、草木もそろそろ根が動き出す。今年は松と皐月の鉢が替えでもしようかと思っていたが、面倒くさくて未だにしていない。松はほっておいても大丈夫そうだが、皐月は花付きが悪くなってきた。あと1週間程度で決断しなければならない。務め人をしていた頃は、忙しかったが鉢替えは愉しかった。ところが、暇になって時間を持て余す昨今は、それが仕事と感じられるのだろうか。人は働かないと、どんどん怠け者になるようだ。新聞を賑わす、文部科学省の組織ぐるみの再就職の斡旋も同様だ。年を経ているうちに、国家公務員のぬるま湯体質が染みつくようだ。民間企業なら、競争原理が働くから企業資金をどう使おうが問われない。しかし、公務員の場合は、能力以上の収入を得るために、税金をばら撒くから問題になる。官僚の再就職について、国家公務員法は省庁の斡旋や在職中の求職活動を禁じている。ところが、官庁でもある文科省は、そんな法律などお構いなしに、組織的に官僚の天下り先を用意していた。一般のサラリーマンのほとんどは定年後、雇用延長をしたところで、現役時代に比べて大幅に安い給料になる。ところが、私立の早稲田大学は、退職した高等教育局長を年収1400万円で教授として迎えた。もちろん、何らかの見返りを期待して雇ったはずだ。当たり前だが、許認可権限の影響力を受ける早稲田大学に、権限を行使する文科省側の元高官が就任すれば役に立つ。これは、金品の贈収賄に近い。今回、不正組織のトップだった前川喜平事務次官は、万死に当たると国会で答弁した。万死とは、何度死んでも償えない重い罪を指す。ところが、そう国会で答弁し引責辞任した彼は、退職金5610万円はしっかりと受け取るという。愚生であっても全額受け取るだろうが、万死にあたるなどと大言壮語はしない。文科省の役人なら、日本語を正しく使えと言いたい。愚生は、ずいぶん前から道徳教育について疑問を呈していた。なぜなら、道徳を教育するための、教師がいないと思うからだ。
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