人生残りは20年しかない
旅先にいると新聞を読む機会が減ってくる。目先のことに優先順位がいって、社会情勢など、どうでもよくなるからだ。森友学園や豊洲移転問題、都議選など、愚生にはどうでもよい話だ。暇を持て余しているから、新聞記事やワイドショーを憤りを感じながら熱くなっていた。振り返って見れば、勤め人時代は昇進、昇給や組織の移動などの方が、愚生には重要だった。だれが首相だろうが、愚生の利害関係のある事に比べれば、取るに足らない。こう考えると、人はずいぶん自己中心的な生き物だと感心する。愚生の友人の年賀j状には、人生を八十数年とすれば、残りは20年しかないと書かれていた。友人は結婚した直後に、これは失敗だったと愚痴っていた。直ぐに離婚するのかと思っていた。しかし、腐れ縁で夫婦生活が今も続いているようだ。結婚式や新婚旅行の費用だけでも、大変な出費だったはずだ。もう一度やり直すには、大変な労力が必要だ。多少の憤りを飲み込んで、離婚を諦めたのだろう。他人事とは言え、現実的な生き方だ。やり直したからと言って、他にもっと良い話があるとは限らない。このように、人は妥協や打算的な選択で一生を終えるのだろう。中には自分の生きざまに満足せずに、キャリアを一からやり直した人もいる。愚生には、厚生年金、退職金、収入の機会損失など、人生設計に大きなハンディキャップを負うことが気になる。一度の人生だからと枕詞をつければ、その人にとって間違いなく正しい選択だろう。若い頃の記憶を辿りながら、他人のことだからと、それ以上の詮索はしない。しかし、そう思いながらも、音信不通になっていると、今はどうしているのかと気になる人もいる。
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