海外勢と競合しない微博は堅調で無難
愚生は、知り合いとの電話にはLINEを使用する。何故かと言えば、愚生の知り合いでガラケーからスマホに替えた人は、みんなLINEアプリを導入しているからだ。相手がガラケー使用の場合しか、音声通信を使うことはない。データ通信だけなら、もっと安い料金で済む。しかし、緊急の場合にと移動端末を持ち歩くのだから本末転倒になってしまう。ところで、日本株は外国人投資家が多いせいか、地政学リスクや為替、米国株の影響を大きく受ける。はっきり言って、企業業績より海外投資ファンドのポートフォリオの取り方が株価に大きく影響する。そうならば、米国株式インデックス投資の方が確実に右肩上がりで確かだと思った。愚生と言えば、勤め人時代は、コンピュータネットワーク関連に従事してきたその分野の専門家だ。企業のバランスシートや事業内容を予測すれば、近い将来は見渡せる。要するに、株価が高い安いを近視的にみるより、数年の中期予想を立てて順張り投資すればよい。そういう観点で見れば、アルファベット(Google)はマイクロソフトに変わってネットワーク社会の移動端末ソフトの開発基盤を制した。これからもネットワークコンピューティング社会を席巻する。そう思って、アルファベットやフェイスブックの株を買った。一方、SNSではスナップチャットやインスタグラム、フェイスブック、ツイッターといった企業の競争は熾烈だ。この世界は、先発組だからと言って油断すれば、すぐに追い落とされる。ツイッターと中国版ツイッターと呼ばれる微博は共通点が多い。短文形式のSNSで、両社とも売上高の大半を広告から得ている。しかし、株価には大きな違いがある。ツイッター株が年初来で20%余り下落しているが、微博の株価は、ほぼ3倍の水準に上昇している。厳しい検閲で海外勢が中国市場に参入できない間に、微博がSNS市場を席巻してしまった。中国市場における独占的な存在感が、同社の売上高を支えている。一方、ツイッターは、同業他社との競争で苦戦している。試し買いとして、ツイッターと微博を比較してみた。当然、支那嫌いの愚生は初めからツイッターにしようと思っていた。しかし、財務諸表を見るにつけ、ツイッターには赤字からの脱却の道筋が見えない。また、4月26日の大引け後に発表れたLINEの1-3月期税引き前利益は、前年同期で14%減益だった。売上営業利益率も、前年同期の16.0%→10.3%に大幅低下した。SNSの世界は、競争が厳しいとつくづく思った。やはり、海外勢と競合しない微博が、営業利益と売上高がアナリスト予想を上回って堅調で無難だ。そう思い、愚生の倫理観に反して、微博株を試し買いしてしまった。愚生の倫理観など、人参をぶら下げられると揺らいでしまう。つくづく、意志が弱いことを思い知らされた。
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