中長期を視野に入れた投資なら米国株?
日本はゴールデンウイークに突入し、株式市場は休業が続く。米株式市場は、ダウ工業30種は反発し、ハイテク株の比率が高いナスダック株価指数は続伸した。前日比3.765ポイント高い6095.367で終え、連日で最高値を更新した。米国の株式市場は、中長期のスパンで見れば、いつも株式指標インデックスは右肩上がりだ。一方、東証一部市場は1989年に日経平均が3万8915円だったことを思い出せば、いつまでたっても回復したとは言い難い。何故だろうか。世界を制した米国は自分の都合の良いルールを他国に押し付ける。これは、愚生の独断的な考え方かもしれない。しかし、ブレトン・ウッズ協定で、1オンス35USドルと金兌換によって、USドルを基軸とした固定為替相場制を決めた。これは、米国ドルと各国通貨の交換比率を一定に保つことで、世界経済を安定させる仕組みであったはずだ。しかし、1971年に米国は一方的に金と米ドルとの交換保証を破棄した。要するに、空手形を踏み倒したわけだ。いままで、金との兌換券だったと思っていた米ドルは、米国内でのみ信用保証がある紙となった。こう考えると、各国がどんなに努力した所で、最後は米国に煮え湯を飲まされる。日本は、米国債を世界で一、二を争うくらい持つ債権大国だ。しかし、これも米国が輪転機で紙に印刷すれば、1週間もかからずにできる代物だ。米国がこければ、タダの紙屑だ。どう見ても、日本は米国と運命共同体だ。彼らの都合で、日本の株式市場や経済が右往左往するのも納得させられる。世界各国が財政破綻しても、最強の軍事力を持つ米国だけは、自分に合わせたルールを再構築して生き残る。やはり、中長期を視野に入れた投資なら、米国株を買うのが最も安全な気がする。
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