アップルやfangに利益確定売り
米株式市場でダウ工業株30種平均は昨日も続伸した。終値は1週間ぶりに過去最高値を更新した。英総選挙では与党保守党の過半数割れが確実となったが、相次いだ重要イベントがそれほど波乱なく終ったため、株式に買い安心感がでたのだろう。一方、午後に入ると成長期待の高いハイテク株に売りが加速。アップルやfang(フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル「アルファベット」)に利益確定売りがかさんだ。各社3%以上も株価が下げたためナスダックス市場は大荒れとなった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比113.846ポイント(1.8%)安の6207.918で終え、下げ幅は5月17日以来のおよそ3週ぶりの大きさとなった。ソフトバンクが株主として浮上したエヌビディアなどは、6%以上も下落した。これら大幅高となっていた半導体関連株にも売りがかさんで指数を大きく下押しした。目新しいところでは、データセンター関連のREITを手掛けるデュポン・ファブロス・テクノロジーが高かった。愚生の投資先の産業ファンドに飛び火するかどうかはしらないが。どこもかしこも、世界中が金余りで株が高い。そして、日本では少子高齢化に反して猫も杓子もアパート建設に走る。バブルはかならず弾ける。わかりきったことだが、バカは死ななきゃ治らないようだ。下押しした株に買いを入れるか悩ましいが、もう少し様子を見ようと思う。ところで、グーグルは、オンライン広告を見て実店舗に来店する人がどれくらいいるかを測定できるサーヴィスを2014年から提供している。そのサーヴィスに、実店舗での購入を追跡できる機能が加わるという。広告業界で働く人々は、こうしたツールを使うことで、オンライン広告がオフラインでの売り上げをどれだけ生み出すかどうかを緻密に確認できる。同社の記事では、このツールを使えば、実店舗内での売り上げも測定できるようになるという。便利になるのは結構だが、なにか一挙手一投足管理されているようで気味が悪い気もする。
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