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2017年6月 8日 (木)

Huluは、障害の補償として1000円分の金券

Images Huluを運営する日テレが5月17日に行なった大規模リニューアルで、視聴障害が発生したことが新聞記事にもなっている。それが原因で「動画が再生できない」「もう解約したい」という内容の書き込みがネット上にあふれている。愚生もHulu契約をして、パソコンで海外ドラマを見ていたため、システム刷新当日に、Huluに何度も電話して、視聴できない旨を通告した。しかし、コールセンターからは、他では障害など起きていないとの回答だった。やはり、嘘だったのかと改めて憤った。配信のスループットが出ないと伝えているのに、更新ソフトをダウンロードをしろと、的外れの回答だった。これ以上言ってもしょうがないと思い、数日Huluを見なかったら障害は復旧していた。ただし、明らかに前よりは配信が遅くなった感じがする。愚生宅は2G光をパソコンに有線接続しているから、かなり条件はよい。それで速度が出ないのだから、全く映らなかった家庭環境もあるのだろう。いずれにしても、いきなりシステム更新をして、前の環境を残していないというから、障害時に元に戻すこともできない。金銭を扱うシステムではないから、大ごとにはならなかったが、今後は十分評価してから切り替えて頂きたい。セキュリティー強化のため大規模リニューアルといっても、見る番組数が増えたわけではなく、何が良くなったのかもわからない刷新だ。こんなことで、会員増加などするはずはない。逆に、今回の障害で解約が増えたというから踏んだり蹴ったりだったようだ。Huluは、障害の補償として1000円分の金券を配布すると利用者にメールで通知したという。愚生は受け取っていないのか、読まないでゴミ箱に捨てたようだ。1000円本当にくれるなら、溜飲は下がる。テレビ離れが指摘される中で、放送以外の事業強化なのだろうが、市場では動画配信の競争は激化している。通信速度が5G規格になれば、オンデマンド送信は簡単にできる。いずれは、テレビそのものがなくなる日も来るだろう。愚生には、とうていHuluが多角化戦略の柱とは思えない。放送形式の差別化などで優位性が保てるとは思えない。やはり、独自コンテンツの強化などしか対策はないだろう。いままで、電波の独占で胡坐をかいていたツケが回ってきたようだ。

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