雌伏が長かった分、忍耐力や練達を育んだ
今日は月曜日だ。勤め人時代の若い頃は、ブルーマンディといって日曜日の夕刻から寂しい気持ちだった。その後、小職を得るにしたがって「会社に行かなければ席が無くなる」と会社人間として飼いならされた。サラリーマン生活を振り返って見れば、色々なことを思い出す。不安や絶望を感じた頃もあったから、日の当たる場所に躍り出たときは嬉しさでいっぱいだった。その後、不遜な態度で増長した愚生を思い出すと、周囲にずいぶん迷惑をかけ、そして嫌われた。愚生が日々生きることは、恥の上塗りをすることだと開き直っていた時もあった。しかし、人生で雌伏が長かった分、忍耐力や練達を育んだようだ。F社では、ストレスからか精神的病を患って休職する人は多かった。しかし、そういう病気には縁がなかった。そうこうしているうちに、長かった勤め人時代は終わった。最後が肝心だと思い、美学を通して後進に道を譲ると言い放って早期退職した。正直、美学はあったが、早期退職加算金が魅力だったことは否定しない。最後まで会社にしがみ付き、乳離れをしない赤子のような真似はしなかったことは誇りだ。愚生の友人にも、会社に苔のようにしがみ付いて、屈辱的な立場に置かれ、飲酒の末に脳溢血になった人もいる。また、給料や職位を下げられ、晩年に屈辱の日々で会社を去った人もいる。僅かなお金のことで、人生の締めくくり方を誤った結果だ。こう考えれば、愚生のサラリーマン人生には悔いはない。ただ、もう少しという気持ちは強く未定しないが・・・。
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