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2017年7月24日 (月)

驕る安倍晋三は久しからず

3  安倍政権も終わりに来たようだ。仙台市長選で、野党が支援した郡和子氏が、自民、公明両党が支持した無所属新人候補を破った。やはり、自民党候補が敗れたのは、安倍首相への強い不信感からだろう。今回は、「都民ファーストの会」が大勝した都議選と違い、国政政党どうしの戦いだった。これで自公が負けるようなら、国政でも大きく取りこぼす。新聞の論調は、学校法人「加計学園」や「森友学園」問題を挙げているが、愚生はそうは思っていない。加計学園の問題など、騒ぐに当たらない。なぜなら、新潟県の上越に「上越教育大」、中越に「長岡技術大」、下越に新潟大がある。なぜ、人口減少が激しい田舎県に国立大学が3校も設置されたのだろうか。すべて、田中角栄が強引に地元誘導で作った大学だ。群馬県には、群馬大、群馬女子大、高崎経済大、前橋工科大と国公立大が4校もある。福田、中曽根、小渕と三人もの総理大臣を輩出した地域だからだ。こう考えれば、加計や森友など私立学校だから、仮に政治家の関与があったとしても特におかしいとは思わない。なぜなら、過去にもっと酷い関与があった。特段、目くじらを立てる事案とは思えない。安倍首相の問題は、物事をよく考えないで拙速に強権でやることだ。昨年、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の価格が、2年ごとの改定時期を待たずに、期中から引き下げられた。森元首相の肺がんを治したというこの新薬は、優れた効果がある。しかし、この処置は、安倍首相のさらなる引き下げの意向を受け、50%という引き下げ率になった。オプジーボの予想販売額に、流通経費などを上乗せするという乱暴な手法だ。これは、法治国家の名に値しない超法規的措置だ。親の七光りで首相になった安倍首相は、企業経営での地道な研究や投資がリスク伴うことなど全く知らない。苦労知らずのぼんぼん育ちだ。小淵優子や稲田朋美と通ずるところがある。だから、自分がおかしな人選をしていることがわからない。損益や設備投資、過去に失敗した多くの研究開発費の回収などわかる由もない。いずれにせよ、ルールを作ったなら遵守すべきだ。そして、変えるなら周知期間をおいて、企業の経済活動に支障がないようにしなければならない。ルールを首相の意向で急に変更し、突発的な値下げを強いられることが続けば、製薬会社の経営などできない。日本初の新薬を悪者扱いするような安倍政権下では、今後日本で創薬などできない。海外投資家が日本の製薬会社株から資金を引き揚げたため、薬品株は暴落したままだ。今後、製薬会社は儲からない皮膚ガンのような薬の試薬はしないだろう。湿布薬や戦闘機一機の価格をみれば、「オプジーボ」の値下げ効果など微々たるものだ。その負担を世界初の創薬に結び付けた一企業の営業利益から差し引くという安倍首相には呆れる。安倍首相は、調子に乗りすぎている。早晩、おごり高ぶる安倍政権が弱体化すると思っていたが、とうとう馬脚を現した。安倍首相の拙速な頭は、日本の国益を損なう。日露領土交渉もしかりだ。憲法改憲には、愚生は賛成派だ。しかし、安倍政権下で提出されるなら反対票を入れる。日本の薬品株を持っていた人たちは、こぞって安倍首相の意向には反対するだろう。新聞が書かない裏面を読み取れない安倍政権に明日はない。

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