金正恩の時代錯誤にはあきれる
米政府関係者は、北朝鮮が昨日発射したミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)だったと分析した。これに反応して、トランプ米国政権は、原子力空母や戦略爆撃機などを北朝鮮に派遣する対応を検討している。米国ニュースは、ミサイルの飛距離は少なくとも6000キロ・メートル以上に及び、米国のアラスカ州を射程に入れた可能性があるとの見方を伝えた。「きちがいに刃物」という感じの金正恩だ。とうとう、北朝鮮は米国の都市を直接狙えるICBMの開発に成功した。金正恩の時代錯誤にはあきれるが、米国の勝手な言い分にも辟易させられる。核拡散防止条約は、核兵器廃絶を目的として1970年3月に発効された。核軍縮を目的に、米国、ロシア、イギリス、フランス、支那の5か国以外の核兵器の保有を禁止する条約だ。インド、パキスタン、イスラエル、南スーダンの4国は、未だにこの条約に加入していない。インドやパキスタンの主張は、条約制定時の核兵器保有5か国にのみ保有の特権を認め、それ以外の国には保有を禁止する不平等条約だからだ。現実に、インド、パキスタン、イスラエルは核兵器を保有しているから不参加は当然だろう。核保有国になった北朝鮮も、1993年に条約を脱退している。確かに、核兵器が拡散すれば危険だから、核兵器廃絶は正しい選択だ。しかし、核兵器を持っている国が未だにそれを破棄していないのは問題だ。核兵器は、20世紀の中頃には既に存在していた。その核融合を制御して電気を発電する原子力発電所は、世界各地に建設されている。その技術をもってすれば、ただ爆発させるだけの核兵器をつくることは簡単だ。一部の国が独占的に保有すること自体のほうが問題だ。第二世界大戦中に、米国が日本に落とした原爆は、広島と長崎とでは種類が違う。広島型原爆は質量起爆型で、このタイプは簡単に爆発させることがでる。一方、長崎型原爆は密度起爆といわれるタイプで、火薬の爆発力で核物質を圧縮して核分裂を引き起こす。要するに、二種類の原爆を使った人体実験の目的で原爆を投下した。当時、米国の大統領だったトルーマンを今の倫理観で裁けば、ヒットラーと何ら変わらない狂った殺人鬼だ。開発に携わったユダヤ系アメリカ人の物理学者オッペンハイマーは、原爆が広島・長崎に投下された後、しばらく経って被害が伝わると「今や我は死なり、世界を破壊する者なり」と悔いたという。しかし、当時の人種差別や有色人に対する偏見のなせるわざだったとも思える。ベトナム戦争当時でも、戦闘では徴兵された黒人がまず先に出された。クリントン元大統領は、留学で兵役を逃れ、金持ちのブッシュジュニア元大統領は、国内で従軍したためベトナム戦争には参加していない。へビー級チャンピオンのボクサーだったカシアス・クレイ(モハメドアリ)が、ベトナム戦争時に兵役を拒否したのは純粋な人種差別への反抗からだった。同じアメリカ人同士ですらこの有様だったから、日本人への扱いが更に酷いのも納得できる。だからと言って、愚生はイランや北朝鮮を支持などは絶対しない。米国が正しいとは決して思えないが、支那や朝鮮、ロシアよりは遥かに民主主義的で人権が尊ばれていることは事実だ。昔の事例を、現代の倫理観に当てはめて裁くことは適当でない。朝鮮人が、未だに売春婦を慰安婦と称して日本に金をたかってくる。朝鮮併合前の自分たちの悲惨な生活を知らないからだ。こう考えれば、日本人は朝鮮人に感謝されることはあっても、非難される筋合いはない。惨めさに腹が立って文句が言いたいなら、数千年に亘り朝鮮を支配した支那に言えといいたい。
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