
Netflixは、業績の好決算で14%も株価が上昇した。これに触発されたのか、Nasdaq市場のAmazon.com株が一時1024ドルと上場来高値を更新した。昨日は、Amazon.comに加え、交流サイトのFacebook、動画配信のNetflixも上場来高値を更新した。また、アルファベット(Google)も、1000ドル近辺まで上げてきた。前週のイエレンFRB議長によるハト派寄りの議会証言に続き、軟調な米経済指標を受けてFRBが利上げに動きにくくなるとの見方が浮上している。その結果、株式に再度資金流入してハイテク株の押し上げにつながっているようだ。どうも、米連邦準備理事会FRBによる利上げ先送り観測から、Nasdaqの「FANG」銘柄に買い戻しが入ってきたようだ。風が吹けば桶屋が儲かるというふうな連鎖だ。ラジオ日経の評論家の中には、8月暴落説を唱え盛んに株の売却を囃している。彼自身のポジショントークなのだろうか。
一旦は、その声に耳を傾けて米国株をすべて売却した。しかし、ネットワーク関連が専門分野の技術屋出身の愚生には、まだまだFANG銘柄には伸び代があるように思える。ところで、FANG銘柄すべてが好きかと言えば、そうではない。どうしても、Amazon.com株の株価収益率PERを見ると買う気になれない。
そして、どうせ自己責任なのだからと自分に言い聞かせて、好きな株だけを買った。売却した株を一昨日、昨日と二日かけて買い戻した。
愚かな行為だったかもしれない。ただ、少なくとも昨日のNasdaq市場を見る限り、愚生と同様の考え方をする人が多いようだ。
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