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2017年7月15日 (土)

夜明け前が一番暗い

Reit_up 昨日もREITの値下がりが続く。どこまで下れば気が済むのかというくらい、売り物が出てくる。総合的な値動きを示す東証REIT指数は、14日の東京市場で前日比24.18ポイント(1.47%)安い1620.38となった。2015年9月中旬以来、1年10カ月ぶりの安値だ。詳しくは知らないが、REITの主要な買い手だった毎月分配型の投資信託からの資金流入減っているのが大きな原因だといわれる。あとは、個人の投げも入っているのだろう。株高で、REIT資金を株式に移動させた方が効率が良いこともある。いずれにせよ、金融庁の批判を受けて毎月分配型の投資信託がREITを買わないことが原因だ。昨年からの下げで、日銀が2016年1月に導入を決めたマイナス金利政策で、不動産投資が活発化した分の上昇幅が打ち消された。東証REIT指数は2016年4月下旬に付けた直近の高値と比べて18%も安い。特に今年6月以降の下げがきつく、ここひと月で7%超下落している。確かに、「しあわせ定期便」などといって、右も左もわからない年寄りに投信を売つけて、手数料を稼ぐやり方は問題だった。ただ、金融庁が顧客本位の業務運営の徹底といって、東証REIT指数をここまで下げてしまえば、いったい顧客にどのくらいの損失が出たのか計り知れない。東証によると、投資信託は6月まで3カ月連続でREITを売り越した。14日の東京市場でも、大手のREIT投資法人への売り圧力は顕著だった。欧米が金融政策の正常化を進める過程で、日本でも金利が上がり、不動産投資が鈍る懸念はある。ただ、ここのところの下落で、REITの平均予想分配金利回りは4.2%まで上昇した。国債や社債などの金利が0.1近辺なのに比べ魅力的な利回りだ。いずれにしても、投資家のカネ余りは続いており、アパート建設などより安全性が高いREITへの再投資のきっかけを探る動きも多い。昨日の下げで、投げるべき建玉が解消したのなら持ち合いや反転の兆しが出てくる気もする。夜明け前が一番暗い。今がそういう時期かどうかわからない。しかし、愚生はめくら蛇に怖じずという気概で、先月売ったREIT銘柄を安く買い戻した。ところで、愚生の友人からも、REITの下げで不安からか問い合わせがくる。それには、日本の低金利はこれからも当分は続く。REIT株が下がっても、分配金が減ったり、投資物件の評価額が下がっているわけではない。ましてや、アパート建設でローンを組んでいるわけでもない。時価が毎日公開されているから、気になるだけで透明性は高い。重要なことは、総資産のうちのREIT資産のポジションの取り方だと思う。昨今の利回りで、安定な投資先といえば、やはり為替の影響を排除できるJ-REITくらいしかない。多少の乱高下はしていても、いずれ居所の良い価格に落ち着くだろう。

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