アリペイがサービスしたとして使う予定はない
今朝のニュースで、中国ネット通販のアリババが、日本でスマホを使った電子決済サービスを始める。入金したスマホのアプリで買い物ができるようにする。中国で提供する「アリペイ」と同じ仕組みだ。愚生は知らなかったが、中国はスマホによる決済が世界で最も普及していて、アリペイとテンセントが市場を二分する。決済には消費者のスマホアプリが表示する二次元バーコードのQRコードを使って決済する。QRコードには金額などの支払い情報が書き込まれている。日本では国内銀行の口座を持つ人向けに別のブランド名でサービスを提供する。驚いたことには、中国のスマホなどのモバイル端末を使った決済市場は2017年に約250兆円規模になる見込み。一方、日本国内の2017年の電子マネーによる決済市場は5兆6千億円にとどまる。ただし、日本で普及するかどうかは怪しい。首都圏に住むサラリーマンの大半は、通勤のためのSUICAやPASMOの定期券を持つ。これに、クレジットカード決済の機能が付いた物もある。愚生なども、退職後もSUICAに5千円程度はデポジット入金している。首都圏での交通手段は、圧倒的にSUICA利用の電車やバスだ。また、モバイルSUICAならスマホを定期券として利用することができる。そして、途中駅からの清算も自動でできる。そう考えると、東京では定期券として利用するSUICAやPASMOを使った決済はメリットが多い。なぜなら、定期券はサラリーマンには必須な代物だからだ。愚生のスマホはiPhoneなので、アップルペイも使える。さらに、更新料が無料のVISAカードまで考えれば、旅行用のゴールド(F社)、出光クレジット、楽天カード、ヤフーカード、ヨドバシカードなどもある。日本人が、現金決済を好むのかどうかは知らない。ただ、愚生の行きつけの激安ショップは現金取引だけだ。愚生は、訪日中国人を対象にしないアリペイが日本でサービスしたとして使う予定はない。また、最も利便性があると思われる中国旅行の予定もない。日本では、なにかもっと大きなメリットがなければ、SUICAやモバイルペイと併用して普及することはないのではないか。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 恥だから富山県出身を名乗るな(2021.06.12)
- 政府の意図から透けて見える(2021.01.11)
- NHKの出来上ったシナリオ(2020.12.30)
- 安倍晋三という人物は全く信用に値しない(2020.07.16)
- 富士通のテレワーク、真の狙い(2020.07.04)
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- iPhoneの価格が高すぎる(2022.10.06)
- KDDIのサービスが酷過ぎる(2022.09.19)
- iPhoneの継続使用が馬鹿らしい(2022.07.21)
- 愚生自身が支那の提灯持ち?(2022.05.20)
- 1円のandroidスマホに買い替え(2022.04.20)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 今さらできることはない(2023.02.09)
- これで円安・ドル高が進む(2023.02.06)
- 政治家を恨みたくもなる。(2023.02.01)
- 投資家は米金融当局と闘うな(2023.01.31)
- FRBの過去の実績から判断(2023.01.30)
コメント