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2017年8月 6日 (日)

店頭に客があふれたら相場の転機

00172_1 不動産サービス大手CBREが2017年から2020年ごろまでに日本の主要8都市で、ホテル客室が2016年より約6万5千室、26%増えるとの調査をまとめた。訪日外国人の急増があっても、実はホテル客室は不足しないとの試算だ。そして、すでに供給過剰リスクも指摘されている。そういえば、新聞広告欄では、ビジネスホテルのアパグループや東横インのホテル開業情報をよく目にする。金利も安いことだし、外国人訪日客の急増に乗って、拡大路線を突き進んでいるのだろう。確かに、日本政府観光局によれば、2016年に日本を訪れた外国人は約2400万人と過去最高を更新。政府は、2020年に4千万人をめざすというから、ホテルをいくら作っても足りないと踏んでいるのだ。しかし、こうしたホテル建設の急増は、既存ホテルの稼働率の低下という現象になっている。愚生なども、国内旅行ツアーに参加すると、ビジネスホテルに泊められることがある。ビジネスホテルは、ほとんどの客室がシングルルームだ。出張で泊まる場合、社用の宿泊客は、ほとんど個室を希望する。狭いシングルを多く作った方が、ビジネスホテルにとっての収益性は高い。一方、急増している訪日外国人は、カップルやファミリー層が多い。愚生のように、鼾がよほど煩い場合を除いてシングルルームは使いにくい。そういうこともあって、古いシングルルーム主体のビジネスホテルは伸び悩んでいるようだ。確かに、ホテルでもアパートであっても、同じ値段なら新しいほうが好まれる。女房と畳は新しい方が良いという諺の意味は、男の愚生には素直に理解できる。いずれにせよ、不動産投資というものは一度投資すれば、お金に還元されるまでに長い時間がかかる。短期的な利ザヤを求めての投資は出来ない。古い温泉場に行くと、朽ち果てたホテルや旅館が放置されている風景を目にする。越後湯沢駅周辺では、多くのバブル時代に建設されたリゾートマンションが捨て値で売られている。低金利と金余りから、ホテルやアパート建設が盛んで、住宅メーカーは好決算だ。結構なことだと思うが、バブル期を経験した愚生は「店頭に客があふれたら相場の転機」という句が頭に浮ぶ。

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