NHKは貴重な時間帯に芸能ニュースを流すな
昨日のNHK夜7時のテレビニュースで、来年9月に引退を表明した歌手の安室奈美恵のニュースが流れた。彼女がデビュー25周年を迎えることを機会に活動を止めるという。止めるのはけっこうだが、地上波の貴重な時間帯に、こんなニュースを流す必要があるのだろうか。NHKのニュース担当者にとっては、衝撃なのかもしれないが、愚生は安室奈美恵などほとんど知らない。詐欺で逮捕された小室哲哉が、安室奈美恵の作曲やプロデュースに携わったことを知っている程度だ。また、櫻井よしこ氏もNHKの問題を指摘していたが、最近の偏向報道は酷すぎる。前愛媛県知事の加戸守行氏は「NHKに同じ意図の質問を4回もされた。結局、一切使わない。NHKもTBS並みになってきた」とNHKを批判している。こんなフェイクニュースを流すNHKに視聴料を強制的に集めさせて良いのだろうか。フェイクニュースを見ない権利も国民には必要だ。いずれにせよ、インターネット社会になってテレビの役割は大きく減退した。報道番組の速報性などは、ネットインフラの充実でテレビ以外の伝達手段の占める割合が大きくなった。ラジオからテレビに移行したように、テレビからインターネット社会への移行が日々進んでいる。NHKはインターネット配信まで強制的に視聴料を徴収したいというが、馬鹿も休みやすみ言え。インターネット社会は、日本だけが孤立点のように存在するわけではない。世界中から、徴収すると言えば馬鹿だと言われる。インターネット配信番組を、日本人だけから強制的に徴収するというなら、そんなものをインターネットに持ち込むなと言いたい。NHK番組などは、テレビで見るだけで十分だ。それより、偏向報道を流したかと思えば、今度は安室奈美恵の引退や眞子さま婚約など、どうでもよい芸能ニュースを貴重な時間帯に流す。そもそも、NHKを含めキー局に電波使用料をタダ同然で使用させることも問題だ。NHK放送のスクランブル化で、簡単に料金問題は解決する。いまだに与党自民党は真面目に議論しようともしていない。国会議員の頭の古さと、世の中の趨勢から隔絶している様には恐れ入る。ところで、細野豪志氏と国政新党を結成する予定の若狭勝氏は、小池百合子東京都知事に党代表就任を打診している。これは、当然だろう。小池氏を新党の顔に据えなければ、東京都民からの集票などできるはずはない。はっきり言って、若狭氏と民進落ちこぼれ議員の集では烏合の衆だ。そして、政党色も曖昧になって自民党の右端だということがわからない。旧日本維新の会時代には、橋下徹大阪元市長と石原慎太郎が「共同代表」に就いた。参考になるだろう。
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