ナスダックス指数は過去最高値を更新
昨日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3日続伸した。グーグル、アマゾン、フェイスブック、エヌビデア、アップル、バイオ関連株などが上場しているナスダックス指数は、引け値ベースで過去最高値を更新した。名目個人消費支出を実質個人消費支出で割ったPCEデフレーターは、エネルギー・食品を除くコア指数は前年同月比1.4%の上昇。FRBが目標とする2%を下回った。この上昇率は1年8カ月ぶりの小さな値だ。そのため、FRBは目先利上げに動きにくいと予想される。株式市場への資金が流入しやすい状況は、これからも続くだろう。「風が吹けば桶屋が儲かる」という論理で、株式の買い安心感を誘ったようだ。こうゆう論評とて後付けだから、正直なところ何が正しいか判らない。ただ、FRBは今月19~20日のFOMCで、量的金融緩和策EQ3で膨らませた保有資産の縮小を決めるとみられている。米政治を含めて今後の不透明要因は多い。そして、相場の波乱を招く警戒感は高い。株式を論評するコメンテーターの話しには、何時も納得させられる。しかし、彼らの予想通りに株価が進むことは、ほぼあり得ない。せいぜい50%を越えれば御の字だ。能書きを除けば、愚生が目をつぶって予想するのと違わない。数か月前から米国株暴落説を唱えている識者もいる。しかし、一向に米国株の上昇志向は衰えていない。穿った見方をすれば、株を売却や空売りした後のポジショントークかもしれない。または、暴落させて株を安く買戻ししたいとの気持ちの表れなのかもしれない。今日から9月だ。年末決算なら、第三四半期(7~9月)も今月を残すのみとなった。9月は世界的に株式相場が落ち込む月と言われる。しかし、8月末の最終売買日は株価が下落する傾向があったが、今年はどうも違った。それなら、これまでの9月株安のアノマリーも違ったものになることを期待したい。
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