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2017年9月26日 (火)

希望の党には、新しい保守の風を

1000pb12 昨日は、暇に任せて小池百合子氏や安倍首相の会見をライブで見た。愚生には、毎日どうしてもしなければならないことはない。そうなれば、久しぶりに盛り上がる衆院選の話題に興味が行ってしまう。政治家の話し方の上手さには感心させられる。小池百合子さんなどは、テレビのキャスターだった若い頃から知っている。これまでの若狭勝さんとは、ずいぶん違って分かりやすい。小池さんは、日経新聞とのインタビューの中で、消費税値上げを凍結するとの主張だ。愚生も全く同感だ。現状は、未だにデフレを脱却していない。こんな時に、消費税値上げをすれば、可処分所得が減って、なんのために金融緩和をしたかがわからなくなる。安倍晋三首相は昨日の記者会見で、消費税率を8%から10%に上げた増収分の使途見直しを表明した。しかし、消費税収の使途見直しで、衆院解散をする必要などない。自民党が有利な時に衆院解散をしたかったのだろう。民進党は解散を批判するが、不倫や二重国籍の問題でオウンゴールを蹴る自分たちが悪いのだ。衆院の解散批判は、筋違いだ。国民に信を問うことは悪いことではない。会見の中で、安倍首相は消費税の増収分の使途について、5兆円半ばの税収のうち、1兆円を社会保障の充実に、4兆円を借金返済に充てることにしていた。その借金返済に充てる4兆円のうち2兆円弱を「人づくり革命」に充てるという。しかし、自民党は人づくり改革で大学教育の無償化を言うなら、これまで国立大学の学費値上げを毎年繰り返してきたことをどう総括するのか。その他、希望の党や維新は憲法改正が必要との認識では安倍首相と足並みがそろう。小池氏は、保守改革路線といっていたから、左翼政党の民進党、共産党、社民党とは大きく違う。どちらかといえば、維新とスタンスが似ているのだろうか。旧次世代の党まで吸収しているところをみれば、自民より右側の保守なのだろうか。少なくとも、公明党よりは右側に立つようだ。希望の党は、原発0を公約に掲げる。いつまでの話だろうか。今後日本で、新規に原発を作ることは無理だろう。しかし、既存の原発をすぐに廃棄することには反対だ。民進党の失政、維新からの橋下徹氏の離脱で、自民党を含め既存政党には辟易している。希望の党には、新しい保守の風を吹かして頂きたいから応援したい。

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