
貧乏人は政治を語るというが、愚生もその例に漏れない。今朝の小池百合子東京都知事の立ち上げた
「希望の党」結党会見を見た。小池氏が率いる新党への参加メンバーは、
都内のホテルで記者会見を開いた。小池氏は結党理由を「寛容な改革の精神に燃えた保守の政党だ」と説明した。記者会見には、小池氏のほか14人の国会議員が出席した。希望の党は首都圏などを中心とした各選挙区に候補者を擁立するほか、全国11ブロックの比例代表ブロックすべてに候補者を立てる。安倍首相が奇をてらった衆議院解散が、安倍政権の終焉の起爆剤となってきたかもしれない。小池新党がどのくらい影響を及ぼすかは計り知れない。愚生のように東京都知事選、都議選を投票したものと、それを傍観していた地域とでは感覚は違うだろう。公明党が怒り狂うというが、自らの私利私欲で招いた結果だ。所詮、公明党は創価学会員による創価学会のための政党だ。日本のことなど考えていない組織政党だ。希望の党は、寛容な改革保守政党だというが、いったいどうゆう意味だろう。韓国の電子版新聞が、小池百合子氏を紹介する時には、いつも「極右翼政治家」という枕詞が付く。反日を叫ぶ支那人や朝鮮人を嫌う小池氏には愚生も共感する。そして、日本の再軍備や核武装を議論から除外しない姿勢は評価する。アラファト議長や中東の狂犬カダフィ大佐と会談をした小池百合子氏は、親の七光りの坊ちゃん政治家とは大きく違う。中東の戦時下を垣間見てきた彼女は、多くの凡人が世界を見る感覚とは違うだろう。いずれにせよ、安倍首相によって賽は投げられた。拙速な思慮浅い衆議院解散が自分の命取りになるとは思っていなかったようだ。希望の党のクロスカウンターがさく裂して「驕る自民は久しからず」という事態になってしまった。愚生は、原発ゼロには反対だ。しかし、今後原発の新規建設などはできないだろう。そう考えれば、工程表の違いがあるにしても、どの政党でも似たり寄ったりだ。消費税10%への値上凍結は愚生も賛成だ。弱者に再配布するというなら、無駄な経費をかけてこのデフレ下に逆進性の高い増税などすべきではない。麻生副首相が、東京にいて景気の良さを感じない感覚はおかしいと小池批判をしていた。しかし、愚生に言わせれば、親の七光りの坊ちゃん政治家のほうがおかしい。本心を隠したきれいごとはさておき、これは政治家どうしのどん欲なまでの権力欲の戦いだ。安倍首相の驕り高ぶっているさまを見れば、賞味期限が切れた気もする。
コメント