愚生は努力が足らないと痛感する
最近の若者は、フェイスブックやインスタグラムを使いこなす。愚生は、黎明期からコンピュータ業界に身を置いてきたため、パソコン・パソコン通信・インターネットなどは業務上難なく使いこなしてきた。退職後に普及したスマートフォンは、Windowsを触っていたためか何とか使いこなす。最近は、SNSのLINEなども使っている。しかし、次から次へと新しいアプリケーションソフトを、還暦過ぎた身で習得することは辛いものがある。ただ、そう思う時には、株式売買のために80歳を過ぎでも、パソコンやスマホに向って取引をする老人の姿を思い描く。そうすると、愚生などは、まだまだ修行が足らないと恥じ入る気になる。お金儲けのためとなれば、老骨に鞭を打ってでも使い熟すのだろう。そう思うと、愚生の会社時代を思い出す。大学時代は、真空管やトランジスターの動作など教科書で習い、実験レポートを書いても漠然としていた。しかし、入社して難なく理解できた。理解できなければ、設計の仕事が務まらないと思うからだ。日々是決戦という予備校のキャッチフレーズを思いだす。学生時代に習った、インダクションモータ、ステッピングモータ、DCサーボなどの自動制御もすんなり頭に入った。アセンブラ言語、ハードロジック、CISC(Complex Instruction Set Computer)やRISC(Reduce Instruction Set Compute)のCPU設計、CP/MやMS/DOS、NetwareやTcp/ipのネットワークなども全て入社してから学んだことだ。若い頃は、必死にそして貪欲に学んだことを思い出す。そう思うと、皆が使っているアプリケーションソフトごときで、覚えるのが辛いというのは気合が入っていないのだ。そう思いながら、愚生宅に住む猫を見ると、後ろ足で掻く真似をして小さく「ニャン」という。それは、痒いから愚生の手で自分の体を搔いて欲しいという意味だ。言葉が通じないと思いきや、しっかりと意思を通じさせてしまう。まだまだ、愚生は努力が足らないと痛感させられる。
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