日本の老人にはSNSが普及していない
今朝のNHKニュースは、イヴァンカ・トランプさんの動向をインスタグラムから引用して報道していた。愚生も息子や友人との接点を持ちたいので、フェイスブックやインスタグラムのアカウントを持っている。一応、息子は愚生を友達として迎えてくれているので、彼の動向は手に取るようにわかる。友人の話では、息子の動向を知りたいので勝手に妻のアカウントを作っているお父さんもいるとのこと。その点、愚生の場合はそれほど息子に嫌われていないのだと胸をなでおろす。こういう世相を見るにつけ、テレビの占める重要性が徐々に減っていることがわかる。トランプ大統領をはじめ、著名人は自分の考えをツィッターで発信することが多くなった。オウムで有名になった江川紹子さんのホームページには「現在、主にTwitterで発信しています。」とあり、ツィッターのアカウントが記されている。自らのホームページを作るよりツイッターを利用した方が便利だからだろう。込み入った内容を、自分で整理しながらインターネットに載せたい場合は、やはり自作のホームページとメールの組合せが丁寧だ。ただし、これに時間をかける暇とプログラミングが可能であれば。ごく限られた仲間内ならフェイスブックで十分だ。というより、非常に短時間で作成できて、友人との交流に労力はかからない。愚生が音信不通の友人と連絡を取ろうと思い、フェイスブックで学生時代を懐かしんだ情報を発信するが、一向に彼らからの返事はない。寂しいかぎりだ。世間では、地域社会との接点を持たなく、何らかのコミュニティに属していない人を独居老人と呼ぶ。彼らが皆そうなっているのかと不安になる。そうでなければ、老骨に鞭を打って未だに働いているのかもしれない。いずれにせよ、NHKでインスタグラムから紹介しているのを見れば、日本ではすべての人にSNSが定着していないようだ。パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる情報格差をデジタルディバイドという。米国のトランプ大統領やオバマ元大統領が使いこなしているのと比べれば、日本の老人には、まだまだインターネットが社会基盤として普及していないのか。そういえば、愚生がいた研究室(工学部)の飲み会に集まった老人連中は、ほとんどがガラケー使用だったことを思い出す。日米のネットワーク企業格差も大きいのだろうか。
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