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2017年12月31日 (日)

電池交換費用を8800円から3200円に下げる

Img_4487  米アップル日本法人は、「iPhone」の旧機種で動作速度を抑えていた問題について謝罪した。日本国内でも割引価格で電池交換に応じると発表した。電池交換が必要なiPhone6以降の旧機種について、保証期間外の電池交換費用を8800円から3200円に下げる。対応は2018年12月まで行うという。愚生は、iPhoneの電池交換が8800円では割高だと思ったので自分で交換した。それでも、1980円(付属工具込み)でamazonから購入した。また、愚生が住む地域のiPhone修理屋で交換すれば3800円くらいだ。そう考えれば、3200円の修理費での交換はアップル日本法人が赤字にはならない価格だろう。厳密に言えば、利益が出るかもしれない。今後、電池の劣化状況を把握できるような基本ソフトOSの更新を2018年の早い段階に実施するという。これまでは、自分の体感速度で寿命を推定しなければならなかったのでありがたい。ただ、愚生の家の近くには、直営アップルストアはある。しかし、全国的には店舗数は少ないため、限られた数しか対応できないだろう。はっきり言わせてもらえば、設計思想が誰でもが容易に電池交換ができる構造ではない。つまり、アップルはiPhoneの電池が消耗すれば、買い替えを勧める考えだ。キャリアと二年縛りで契約して、二年後に機種変更させる。これが基本のようだ。ユーザーとしては、電池を除けばまだまだ使えるのに、ずいぶん無駄な投資になる。SIMフリー化の問題でもそうだ。キャリア三社は、わざわざ他社では使用できないようにプログラムでガードをかけている。いっそのこと医薬分業のように、キャリア三社にはスマートフォンの販売を禁止させれば、このような問題は解決する。iPhoneの日本での寡占率は70%近いから、アップルにとってドル箱市場なのだろう。そういう愚生も、通信契約はMVNOとのため、アップルストアから定価でSIMフリーのiPhoneを買った。高い買い物だったので、最低10年くらいは使わなければと思っている。

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