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2017年12月12日 (火)

なぜ、白鵬を現場助勢罪で立件しないのか

Dqkvvhfuqaedba 日馬富士が検察庁に書類送検された。これを持って、相撲協会は警察の捜査が終わりだとするが、バラエティ番組に出演していた若狭勝弁護士に言わせるとそうではないらしい。また、別の女性弁護士も、相撲協会の危機管理委員長を務める弁護士は著しく中立性に欠くと話していた。ところが、NHKを含めマスメディアは貴乃花親方が危機管理委員会に協力しないと世論操作をする。いったい、なぜこのような事になったのだろうか。愚生が不思議に思うのは、日馬富士が貴ノ岩を凶器で殴っていた時に、なぜ周りの力士が止めなかったのだろうかと。白鵬が注意をしていた時というから、彼はその行為を目前で見ていたわけだ。暴行が始まる時に目配せしたなら、白鵬は現場助勢罪になるのではないか。そうでなくとも、日馬富士が貴ノ岩を殴っている現場において白鵬が「どちらかに肩入れすることなく、単に『やれ、やれ』などと、はやしたてた」というような場合にも適用されるからだ。膿を出し切るというのなら、傷害事件が起こった原因を突きとめるべきだ。相撲協会にしてもマスメディアにしても、被害者の貴ノ岩が悪いとの世論操作をしてばかりいる。そんな中立性に欠く、相撲協会の危機管理委員会に公平な調査報告が出せるとは思えない。傷害事件の元凶が白鵬であれば、厳しく罰するべきではないか。これまでの一連の白鵬の傲慢で増長した態度をみるにつけ、一番悪い奴が非難されないおかしさに気づかされる。なぜ、相撲協会は白鵬の悪を暴露しないのだろうか。それは、相撲協会の興行に影響するからだ。しかし、刑法は日本国内に適用されるものだ。良いこともしているとか、収益に影響があるからと言って、免罪にするというのでは日本は法治国家とはいえない。そこのところを、相撲協会はどう考えているのか。横綱審議委員会やスポーツ庁、文科省という監督官庁は機能しているのだろうか。相撲協会の危機管理委員会とは、相撲協会が金を払って雇った弁護士だ。相撲協会の提灯持ちである以上は、金づるである依頼元組織の問題点を公正に指摘できるとは思えない。殴った日馬富士が悪いのは明らかだ。しかし、白鵬にガチンコで勝ったからといって、私刑に遭うようなことを放置するなら、著しく公益に反する。そのような前近代的な組織であるなら、「公益法人」とか「相撲は国技」などということはおこがましい。愚生の目からは、韓国の朴槿恵元大統領が裁判の前に、沈没したセオウル号の船長が死罪に当たると民衆に迎合して、裁判所を焚きつけて扇動したことと二重写しに見える。警察や検察庁は、こういう事件を二度と繰り返さないためには事件が起きた本質に迫るべきだ。白鵬を現場助勢罪として立件しないのは不思議でしょうがない。悪い奴ほどよく眠るというのでは困る。

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