女性は皆、か弱き被害者なのか?
最近、ハリウッド映画界などで表面化したセクハラ問題へで、業界から追放される男性が続出している。それに対して、フランスの女優カトリーヌ・ドヌーブら著名な女性約100人が連名で、仏国紙ルモンドに「行き過ぎた追及」「性道徳の硬直化」などと批判する意見書を掲載した。意見書は「性犯罪が法的に裁かれるべきなのは当然だ」と前置きしつつ「女性は皆、か弱き被害者なのか」「男性と性を敵視することは女性の権利擁護ではない」などと指摘した。確かに、通勤電車の痴漢でも、偶然居合わせた男性が何の弁明も許されずに逮捕される。女性が勘違いして間違った男性を訴えた場合であっても、引き込みがつかないのか提訴を取りやめない。裁判で無罪判決を勝ち取ったところで、1年以上の時間と弁護士費用が無駄になる。酷い話になると、車中電話を注意された腹いせに痴漢で訴えたという事件もある。田園都市線や小田急線、横浜線など車中の混み合った状態で身動きができずに避けようがない場合もある。それに、朝の早い時間から痴漢をするなど、これから職場に向かう勤め人にその気力があるだろうか。愚生に言わせれば、女性の言いがかりだという場合も多いと思う。仮に、痴漢を訴えるにしても魅力的な女性なら納得もする。しかし、どう見ても男性から縁のなさそうな女性。30代半ばを超えた小じわの目立つおばさんなどに、痴漢呼ばわりされた男性は天災だと思うしかない。愚生が若い頃に、逆に歳の行ったOLから股間を触られたり、背中に胸を押し付けられたりもした。男性の場合は、訴えようがない。はっきり言って、いい女ならかまわない。そうでないなら、気分が悪くなる。男の方でも、誰でも良いというわけではない。愚生の場合でも、相手次第だ。逆に、女性であっても同様だろう。そして、そんなに痴漢に遭うなら、最後尾の女性専用車両に乗ればよい話だ。ハリウッド女優のことはよくわからない。しかし、今の基準で数十年前の過去を裁くのはどうかと思う。法の不遡及と同じで、時代が違えば価値観や基準も違う。昨今のように女性が強くなった時代に、女性擁護をことさらに言う必要があるだろうか。愚生は、カトリーヌ・ドヌーブに全面的に賛成だ。
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