貴乃花親方が配布した独自報告書の全容
貴乃花親方が、昨年12月の臨時理事会で配布した独自報告書の全容が解った。相撲協会の危機管理委員会による調査結果報告書と大きく食い違う内容だ。臨時理事会で理事らに配布され、その後回収された独自報告書には、貴乃花親方の主張が記されていた。被害者の貴ノ岩が暴行を受けた際の様子について、危機管理委の報告書は次のように記している。《白鵬らの説教がひと段落したと考えた貴ノ岩は、スマートフォンの操作を始めた》 その様子を見とがめた元日馬富士が貴ノ岩を問いただし、暴行へと発展していった。しかし、貴乃花親方の独自報告書では、貴ノ岩は説教が終わって20分くらい経過した後、スマホの画面を一瞬だけ確認したという。また、日馬富士による暴行の様子にも食い違いがあった。危機管理委の報告書には、元日馬富士は素手で貴ノ岩をたたいたほか、シャンパンのボトルで殴るふりをして、手が滑ってボトルは落下、カラオケのリモコンで貴ノ岩の頭部を殴ったとされる。白鵬が元日馬富士を止めようとしたのも、ボトルを落とし、リモコンを手に取った動作を見たからとしている。だが、貴乃花親方側の報告書では、元日馬富士がリモコンなどで貴ノ岩を殴った後、アイスピックを手にしたのを見て、ようやく白鵬が止めに入った。暴行時の元日馬富士の言葉についても、元日馬富士は貴ノ岩に、「何様なんだ。殺してやろうか」と言い放った。これを見れば、傷害ではなく殺人未遂ではないか。白鵬の当時の行動は、現場強勢罪に問われるのではないか。悪漢の白鵬が、今土俵に上っていることは、愚生には納得がいかない。北勝海というヤクザまがいの理事長が仕切る相撲協会とは、暗黒の組織であって公益法人からは程遠い。早期に白鵬の刑事責任を問うべきだ。また、照ノ富士への暴行でも、貴乃花側の報告書では、正座を指示したのは白鵬だった。すなわち、日馬富士の単独ではなく白鵬が共犯なのは明らかだ。こういう重大なことを無視して、貴乃花親方を理事職から追いやった北勝海は、悪党というしか適当な言葉が見当たらない。理事長と横綱がともに犯罪者で、それを取り巻く審議委員が馬鹿な連中ばかりと来れば、相撲協会の運営などできるはずはない。当事者能力もその任に当たる教育や資格も持たない人材を排除することから始めなければならない。若い頃に、娘の家庭教師に手を付けた婆さんが、昔のことは誰も覚えてないと「礼」云々などと言い始めると、相撲協会の取り巻きの人材不足を痛感する。
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