自分にあった方法のぶれない投資
テクノロジー銘柄の比重が高いナスダック100指数は1.8%高と、10月27日以降で最大の上げだ。またナスダック総合指数は終値ベースで初めて7000を越え7006.90。ダウ工業株30種平均は104.79ドル上げて24824.01ドル。ニューヨーク金相場は上昇し、金スポット相場は1オンス=1315.08ドル。ナスダック初の7000台乗せの牽引は、ハイテクや一般消費財、ヘルスケア、エネルギー、資材などの銘柄だった。アップル、SNSのフェイスブック、グーグルの持ち株会社アルファベット、エヌビディアなどのハイテク株が高かった。一般消費財株では、オンライン小売のアマゾン・ドットコムやアリババ株も大きく値上がりした。昨年の株式相場は、2013以来4年ぶりの大幅な値上がりを記録した。しかし、投資家の多くは、昨年末に成立した税制改革法などが後押しとなり、相場は上げが継続すると予想する。昨年11月から年末にかけて、利益確定売りなどで需給が崩れ、少し落ち込んでいたネット企業関連株が大きく上昇した。クリスマス休暇が明け、新年度で年末に一旦売った株を買い戻したのだろうか。アリババ株など大きく売られていた反動なのか、6%以上も反発した。日頃から、短期の株価に気をとられてはいけないと念じつつも、株が下げると確信は揺らぐ。当たり前のことだが、将来を見通せる人など数少ない。到底、愚生にその才があるはずはない。心情としては、上がっていると強気の買い、下がると怖くて売りたくなる。こういうスタンスでは、儲かるはずはない。その逆でなければ、儲からない。いろいろな手法があるのだろうが、自分にあった方法のぶれない投資しか解はない。こころの中では、需給の関係だと言い聞かせていても、持ち株が下がると晴れない気分だ。はっきり言って四半期ベースの決算を見なければ、株価の変動など当てにならない。数値が伴わない上昇は、いずれメッキが剥がれれば下落する。幸いにも愚生は、ネットワーク技術者であり、コンピューター技術者でもあった。そのせいで、株式評論家の浅薄な知識より、基幹系ネットワークの歴史、技術的なソフト・ハードについても造詣が多少は深い。愚生は、ネットワークの4G→5Gへの移行で、長期に亘ってネットワーク関連企業の株価上昇を予想する。株価は需給によって上げ下げはするが、時流に合った銘柄の長期保有が一番安全だと思う。そうは言っても、個々の企業は浮沈はある。だから、分散投資は必須だ。
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