安倍政権は、国防に関しては同床異夢
朝青龍の対戦を企画した「AbemaTV」に出演した日本維新の会前代表の橋下徹前大阪市長が、憲法9条に自衛隊を明記するべきかどうかについて、「今の国会議員の状況で、自衛権をどんどん拡大していくのはちょっと危険だ」と述べた。ニッポン改造論で、憲法9条改正などがテーマとなっていた。各党は政策をプレゼンして、橋下氏らが判定する。その中で、橋下氏は「僕はもともと戦力不保持などを定めた憲法9条2項を無くして、日本は普通に自衛権を持つべきだというのが持論だった」と説明した。愚生も全く同意見だ。しかし、自衛権の拡大について、「だって稲田朋美さんが防衛大臣になってるんだもん。あれはありえない。ああいうのを見せつけられたから、持論は、今は横に置いている」と語った。言われてみれば納得できる。安倍首相は日本の危機を煽りながら、戦力の増強を図ってきた。戦力は「ローマは一日にして成らず」と同じだ。だから、防衛力の強化には賛成だ。守備力より攻撃力の強化は、一番の抑止力になる。トマホークの装備には大賛成だ。しかし、橋下氏の言うように稲田氏などを防衛大臣に据えたりしては画竜点睛を欠く。日本の経済成長力を説いても、経済産業大臣にオムツ大臣と呼ばれた小渕優子を充てた。安倍首相自身は、親の七光りで苦労知らずのぼんぼん育ちだ。額に汗して働いたこともないと、世の中を甘く見てしまうのだろう。不真面目なエロ爺かと思わせる人事を連発する様を見ると悲しくなる。憲法論議の前に、安倍首相には謙虚さが必要だ。小池都知事は、厚化粧の下の本心を見せて支持率が失速した。網タイツ大臣を指名するような安倍首相は、愚生とは国防に関しては同床異夢だ。安倍首相は、場を間違えているのではないか。もっと国民のために真面目に人事に取り組んで欲しいものだ。
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