八重山諸島は愚生には感動の旅だった
昨日、沖縄県の八重山諸島観光から帰ってきた。石垣島は、八重山諸島の政治・経済・教育・交通などの中心地で、県庁所在地である那覇市との距離は南西に410km。沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。そして、石垣島の人口は約4万7千人と多くの人が住んで居る。地理的には日本のほとんどの地域よりも台湾に近く、わずか270kmしか離れていない。愚生の知識の欠落で、沖縄本島とこうも遠いとは思わなかった。鹿児島と石垣島の中間地点に沖縄本島がある。愚生の知人から、八重山諸島への観光は面白くなかったと聞いていた。しかし、愚生には感動の旅行だった。こんなきれいな海が日本にあるのかと思うくらいの素晴さだった。はっきり言って、日本国というよりは外国の感じがした。日本の諸島と違い漁船を見ることがほとんどなかった。そして、生臭い漁港の匂いも、魚に群がる鳥たちもいなかった。石垣島に比べ国有地が9割を占める西表島は、マングローブ林が広かった原生林が川沿いに続く。一方、石垣島に近い竹富島の人口は360人前後で、島に住む島民同志は全て顔見知りだという。この島では警察官もいない。島で見かける人は、ほとんど愚生のような観光客だ。愚生の感覚で言えば、石垣島の街は、日本の辺々に位置する小都市よりも遥かに都会に見えた。一方、人口2500人しかいない西表島やさらに少ない竹富島などは、秘境と呼べるような亜熱帯のリゾート地だ。実際に島に住むとなれば、容易ではないのだろうが。沖縄と一口に言っても、八重山諸島は別の文化圏のような気がした。ところで、この島の三大有名人とは、ボクシングの元チャンピオン具志堅用高、ビギン、そして、夏川りみだそうだ。街の中心街から少し郊外に向かう場所に、夏川りみの実家がある。三階建ての鉄筋造りの大邸宅で一階は家業の八重山そば屋さんとのことだった。ガイドの話しでは、涙そうそう御殿と呼ばれている。また、ビギンの歌などにも何か異国風の沖縄の音階が匂う。そう思って、カミさんにきくと、沖縄の音階には「レとラ」がないそうだ。勿論、ビギンの「島人ぬ宝」の歌はレもラも使われているが、イントロや間奏、最後の歌詞の「教科書に・・・」に続く音律は琉球音階になっているそうだ。そのせいで、本土生まれの愚生には異国風に聞こえるのだろう。最後に、八重山には他にも愚生を歓待してくれた動物がいた。それはリス猿だった。
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