仮想通貨がどういう動きになるのか見守りたい
金曜日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反落した。前日比665ドル75セント安の2万5520ドル96セントで終えた。下げ幅は2008年12月1日以来の大きさだ。市場予想を上回る米雇用統計を受けて米長期金利が上昇した。このせいで、米利上げペースが速まる可能性が意識され、長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.85%と上昇。債権金利の上昇で株価の割高感が意識された。グーグル(アルファベット)にしても、アリババ株にしても対前年度の売り上げの伸びは大きかった。5%も株価が下げる理由は見つからない。その他、iPhoneの販売台数が市場予想を下回ったアップルは4%下落した。ダウ同様に、ナスダック総合株価指数は続落。144.917ポイント安。決算で売上高や営業利益が市場予想を大きく上回ったアマゾン・ドット・コム以外は、ほとんど下落。アナリストは、いろいろ株が売られた理由をつける。しかし、愚生には決算で材料出尽くし感から売られたとしか思えない。需給の関係から、利益確定売りだったように思える。株価が1日で何か大きく動く理由は見当たらない。ヘッジファンドが市場に揺さぶりをかけて、利ザヤをねらったのだろう。優良株は、時間が経てば株価は戻ってくる気がする。株と比べ、ここのところ大きく下げている仮想通貨は正念場を迎えている。昨日、仮想通貨の中には1日で20%近くも価格が下げたものもあった。価値がどこにあるのかわからないから、適正価格が不明だ。投資する以前に、本当に役に立つのか疑わしい。代表的なビットコインは、決済時間が平均10分もかっかってしまう。こうなると通貨の代替えには、使い勝手が非常に悪い。そう思いながら、仮想通貨の特徴を眺めるといずれも一長一短がある。どの通貨が、最も市場に普及するのか、今のところわからない。ただ、十数人しかいないコインチェックに、1兆円以上もの仮想通貨が預けられていたことは驚きだ。これから、どういう動きになるのか注意して見守りたい。
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