石垣島住民が現実的な判断
沖縄県石垣市長選で政府が支援した現職の中山義隆氏が3選を果たしたことで、自衛隊配備計画は進む。石垣島は国内外からの観光客でにぎわう。一方、同じ石垣市にある尖閣諸島周辺の海空域では中国の公船や軍用機による挑発行為が繰り返されている。政府が南西諸島防衛の一環として石垣島中心部に地対艦・地対空ミサイル部隊など陸自隊員500~600人の配備計画を進めている。これは対中国に対して、抑止力を強化するためだ。愚生は先月八重山諸島に旅行で行った。八重山諸島に旅行して思ったことは、こんなきれいな海があるのかという驚きだった。八重山諸島は、石垣島を含めて観光資源が満載だ。そして、島民は中距離ジェット機が乗り入れ可能になったことにより、多くの観光客が訪れるメリットを享受している。島民からすれば、現実的な防衛政策を受け入れ、経済発展を目指す道を選択するのは当然だろう。反基地で市民感情をあおる翁長知事の手法に限界も見え始めている。石垣島に自衛隊が駐屯すれば、基地や自衛隊が島にお金を落とす。その一方で、中国に対する抑止力で島の安全性が増すだろうから、島民のみならず観光客にとってもありがたい。島民が現実的な判断をするなら、政府与党系の市長を選出することは理にかなっている。これで名護市長選に引き続き、反基地派の候補が連続で敗れた。名護市では稲嶺進前市長が米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対していたせいで、国から米軍再編交付金が支給されず経済振興は大きく遅れた。送迎バスの運転手で、基地反対派の女性と話す機会があった。彼女は沖縄に配備されている軍用機の本土移転や安倍首相が基地を抱える山口県選出の国会議員だということも知らなかった。どうも、沖縄には正しい情報が伝わっていないような気がする。ところで、亜熱帯の八重山諸島に行って感じたことは、つくづく日本は広いと思った。
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