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2018年3月24日 (土)

暴力沙汰には引退勧告という基準

Dqmazxeumauwsor 大相撲の貴乃花親方が、元横綱日馬富士の傷害事件に関し、日本相撲協会の対応に問題があったとして内閣府の公益認定等委員会に提出していた。しかし、その告発状を取り下げる意思を報道陣に示した。取り下げ理由は、春場所弟子の新十両貴公俊が兄弟子の付け人を暴行したことが原因だろう。しかし、なぜ白旗を上げて、振り上げた拳を下ろさざるを得なくなったのだろうか。貴乃花親方は「わたしは一兵卒して精進していくという新たな気持ちになっている。内閣府への対応も、一兵卒としてゼロに戻してスタートするように弁護士さんと協議してきたい」というが、愚生には全く理解しがたい。それなら、なぜ内閣府に訴状を出したのかと言いたい。そして、貴乃花親方は、「貴公俊はまだ20歳。将来ある身なので、ぜひとも寛大な処置をお願いしたい」と言って告発状を取り下げる理由を説明したというから呆れる。自分で、「一兵卒」と言わなくとも、理事を解任された同親方は理事候補選挙に落選したことで、場所後には慣例で1階級降格する「委員」となる。そして、弟子の暴行問題で師匠にも処分が及べば役職最下位の「年寄」まで降格する。ところで、愚生が呆れるのは貴乃花親方の身贔屓な言い分だ。貴ノ岩の時は、暴力根絶を求めて刑事告発して、横綱日馬富士を引退に追い込んだ。相撲協会の隠ぺい体質を非難して正義感からなせる業だとの理屈だった。貴乃花親方は、厳しいが一理あると愚生も共感した。今回の事件は、支度部屋での付け人殴打事件は、オフィシャルな勤務時間中に起きた。プライベートな時間や期間ではないから、殴打の言い訳などあるはずはない。貴乃花親方の信念なら、即刻、傷害事件を警察に届けて刑事告発すべきだ。しかし、貴乃花親方は内閣府への告発状を取り下げる代わりに、弟子の貴公俊に寛大な処分にしてくれと言う。これではいくら何でも筋が通らない。モンゴルから日本に来て、十七年間も相撲に取り組んだ日馬富士には引退を迫って一歩も譲歩しなかった。日馬富士は、日本に帰化申請中で、子供たちも日本の私立学校に通わせていた。そして、引退後は親方として相撲部屋を開設する予定だった。可哀想だが自らの不徳だからしょうがないと愚生は思った。貴乃花親方は相撲道を説いているようだが、透けて見えるのは自身の弟子への身贔屓だけだ。もし、自分の弟子に寛大な処置をというなら、日馬富士の謝罪を受け入れて彼が相撲界に残れるように尽力すべきだった。傷害事件でもない大砂嵐も、同様に軽い処分にすべきだった。貴乃花親方自身が大騒ぎして、暴力沙汰には引退勧告という基準を作ってしまった。暴力根絶に毅然と対処するなら、成人した十両貴公俊は引退以外にありえない。いずれにしても、自分の弟子だけダブルスタンダードと言う態度にはがっかりさせられた。

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