投資はボケ防止の頭の体操だった気がする。
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比93ドル85セント高の2万4895ドル21セント。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、前日比31.297ポイント高の7427.946で終えた。アップルやアルファベット(グーグル)株が上昇した。日本株と比べて米国株の戻りが早い。特に、ナスダック総合株価指数などは、1月26日につけた高値の7505に迫っている。一方、日経平均は未だに2万1千円台に留まっている。愚生の感触だが、日本株は米国株が下がる時には一緒に大きく下る。しかし、米国株が大きく反発するときでも、日本株は小反発に終わることが多い。日本株のPERやEPSから、いくら割安だと言ったところで、需給で買いが入らなければ株価は上がらない。愚生が米国株や米REITに投資する際に、為替が一番の気がかり要因だ。いくら株価が上昇しても、円高で帳消しになれば投資効果は薄い。そう考えて、日本株やJ-REITを持ったこともあったが、投資効果は良くなかった。少子高齢化の日本で、日本の不動産価格の上昇などは中長期的にあてにはできない。それならと見方を改めて、世界の基軸通貨は米ドルだから、円換算などしないで投資すればよいと考えたこともある。今もそういう考えては持ってはいるが、日本に住んで居る以上は、円換算した資産を無視するわけにはいかない。それらを考え合わせれば、年間の円高を数年間の平均で均して10%としても、それ以上のパーフォーマンスを示す株価の伸びがあればよいと思うようになった。結局、行きついた先は上昇率が高いグロース株指数や時流にあったグロース株への長期投資だ。これまでは、長期投資と言いながら市場全体を俯瞰せずに、一喜一憂して無駄な時間を過ごしてきたような気もする。そう考えれば、愚生にとっての投資は儲けるためと言うよりは、ボケ防止の頭の体操だった気がする。
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