パワーストーンの効用
先週、愚生が旅行中に友人が甲府から遊びに来た。昭和50年代に属した日本キリスト教団(プロテスタント)の知り合いだ。彼女がお土産として持参してきたものが、パワーストーンだった。なんでも、そのパワーストーンを置いておくとよく眠れるという話だ。愚生の住む家の近くにも、パワーストーンの店があった。ただ、いつ店の前を通っても客が居ることはなかった。そう思っているうちに、一年も経たずに閉店した。愚生自身は、パワーストーンの効用などは信じていなかった。逆に、パワーストーンなど胡散臭いと感じていた。ただ、せっかく遠くから持って来てくれたお土産のため、いらないとは言うのは失礼だと思った。そう思ったので、愚生が好きな南海ホークス色の緑ががった石を選んだ。天然石を選ぶときに「色」は非常に重要な役割を担うという。緑色のパワーストーンは、安心感を与えてくれる色だそうだ。緑が持つ効用はリラックスや癒しを司るパワーがある。負の感情を取り除き再生を促す石。不安や憂鬱といった感情から開放されたい時。対人関係の問題を解決したい時などの癒しをもたらす。マルコによる福音書16章に、イエスが復活した場面がある。『週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。このふたりも、ほかの人々の所に行って話したが、彼らはその話を信じなかった。その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ、彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。彼らは、よみがえられたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。そして彼らに言われた、全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。信じてバプテスマを受ける者は救われる。』と記されている。キリスト教もそうだが、日本にも「鰯の頭も信心から」という諺がある。神父に言えば破門、牧師に言えば除名されるかもしれないが、愚生などはその程度に思っている。そう思いながら、何も考えずにベッドの近くに緑色の石を置いた。その効用があったせいだろうか、ここ数日夢を見ることが多い。愚生自身は、エドガー・ケイシー「夢予知の秘密 」を読んでいた時に、夢を覚えておくトレーニングをした。そのせいもあって、一般人よりはよく夢を覚えている。ただ、見る夢は学生時代ではなく、F社で勤め人をしていたころの場面が多い。人生で一番長い時間を占めるから、当然かもしれないが。そして、夢だから荒唐無稽な話や場面が多い。ただ、日々単調な愚生の日課に、多少とも変化をもたらしてくれたので、パワーストーンは癒しになっているのかもしれない。かなり、強引なこじつけのような気はするが。選択して夢を見ることができるなら、桃色吐息のような場面の夢を見たいものだが。
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