情報の錯綜でSNS株が大きく下落
米フェイスブックの個人情報漏えいが、米議会の注目を集めている。その波紋なのか、SNS株が大きく下落した。20日の米株式市場でツイッター株は一時12.5%安と、下落率が2017年7月以降で最大となった。フェイスブック株は一時6.2%安となり、前日(6.8%安)から下げを拡大した。フェイスブック株は過去2日間で約9%下落した。これからフェイスブックに対して議会の招致があるのか、または新たな法律がつくられるのか、そして、成長を妨げる恐れのある規制が設けられる懸念もある。これらの情報の錯綜が株価のマイナス要因となっている。ソーシャルメディア株ではほかに、スナップが2.56%安、ツイッターは10.3%下落した。 フェイスブックは、マーク・ザッカーバーグ氏が友情を育むビジネスといいながら時価総額57兆円もの大企業に成長させた。今回、フェイスブック利用者約5000万人分の個人情報が不正に収集されていたとの疑惑を巡っている。これには、愚生も含め多くの利用者が衝撃を受けた。今回、ザッカーバーグ氏には、政治や文化、社会に大きな影響力を持つソーシャルメディア企業の運営責任が問われる。しかし、疑惑発覚後の会社側の不十分対応にそれが見えない。これもSNS株の下落要因かもしれない。ところで、株価の回復が早かったアマゾン(ジャパン)においても、一週間前からアカウントが使えなくなるというシステム障害が起きている。愚生の方からアマゾンジャパンに何度問い合わせても、調査中との回答だった。そして、この障害が未だに解決されていないのに、このことを一般に公表もしていない。システム障害は、システムを通常稼働させながら調査することは容易ではない。その困難さを愚生は重々承知しているため、アマゾンジャパンに無理を言ってもしょうがないと思った。そこで、当面、代替案で問題なく運用できれば良いと諦めていた。その結果、プライム会員という有料サービスを、新しく作った暫定アカウントにも無償で提供するという対応で了承した。アマゾンジャパンのコール・センターは電話が繋がりやすく、職員の対応は良かった。しかし、残念なことにシステム障害に対して取り組む姿勢に、緊張感が感じられていなかった。システム障害を起こすのは、確率的にしょうがないと諦める。しかし、障害改善に対する期限をコミットしないで、調査中だから回答できないというので困る。顧客が運用で困らないように、当面の代替案を早期に示して対応して頂きたいものだ。障害の子細なことまで書くのは差し控えるが、監督官庁には行政指導をする様に強く書面で抗議した。
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