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2018年4月 2日 (月)

今日は学校では始業式、会社なら入社式

 Gettyimages889073650 朝飯を食べながらテレビのチャンネルを回していると、エンゼルスの大谷翔平投手がアスレチックス戦に先発していた。メジャー初登板で、6回を投げ6三振、3安打、3失点で勝ち投手の権利を得て降板した。クオリティスタートで上々の出来だった。大谷君と愚生には、日本人だという事を除けば地縁も血縁もない。しかし、なぜか素直に応援してしまうのはナショナリズムからだろうか。ただ、大谷君は若干23歳と言うから敬服してしまう。愚生の当時と比較するのは失礼な話だろうが雲泥の差がある。大谷君は怪我さえなければ、若くて伸び代も大きいだろうから末恐ろしい投手になる気がする。オープン戦で少し打ち込まれていたので心配だったが杞憂に終わった。昨日は、あまり好きではない44歳のイチローも攻守にわたって活躍したというから、日本人のメジャーリーガーも珍しくなくなってきた。この時期は、高校野球、NLPプロ野球、MLB、Jリーグとスポーツの話題に事欠かない。そして、つくづく春だという高揚がある。迎春花の山茱萸、黄梅や梅、レンギョウ、沈丁花が咲き終わり、桜やアーモンド、チューリップが開花する。薔薇や芍薬、牡丹、コデマリ、つつじ、皐月の芽吹きも著しい。春から初夏は、愚生にとって一番好きな季節だ。特に、薔薇や牡丹を長年育てているせいで、開花は愚生の手入れの通信簿となる。思い出せは、今日は学校では始業式、会社なら入社式だ。40年以上も前、不安ながらF社に初出勤したことを思い出す。都会の大企業に勤務したことで、田舎に帰ることはなく、この地で骨を埋めることになると思った。当時は、勤め人も終わり、今のようにシルバーライフを送る日々まで想像できなかった。入社時はオイルショック、そして土地バブル崩壊、ITバブル崩壊と経験した。「先を読め!言った先輩リストラに」「久しぶりハローワークで同窓会」「社の幹部裏を返せば社の患部」などとサラリーマン川柳にも、暗い世相が読み込められていた。しかし、今から思えば日の当たることもあった。良いサラリーマン人生だったと感謝の気持ちで受け入れたい。

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