晩節を汚すというより、あまりにも惨めだ
福田財務事務次官は、セクハラ疑惑を最後まで否定した。今後は、訴訟を起こすと捨てセリフまで吐いて辞任した。しかし、テレビ朝日は18日夜、取材していた同社の女性社員が被害を受けていたと明らかにした。テレ朝によると、女性は福田事務次官に無断で会話を録音していた。上司に「自社での報道は難しい」と判断された後、「責任の重い立場の人物による不適切な行為が表に出なければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けてしまうのではないか」との強い思いから、週刊新潮側に連絡した。そして、取材を受け、録音の一部も提供したという。隠し撮りが悪いというが、今から録音すると言われてからセクハラやパワハラ発言する人はいない。多かれ少なかれ、本人が知らない間に通報される。今回、テレビ朝日自身もセクハラやパワハラに疎い会社だったということだ。報道機関といえ、人権より利益が優先される姿が浮き彫りにされた。この環境が、福田事務次官の恫喝や横暴を助長してきた。他人事だから情けないというが、愚生自身だったらと思うと自信はない。ただ、これで福田事務次官は、嘘八百をつく輩だという事を自ら証明した。麻生財務大臣や福田事務次官は、つまらない面子に拘って弁明して、自身の非常識を国民の前に曝け出した。そして、今後も裁判で争うという恫喝にテレ朝が反発して事実を公表し、福田は極悪人だという証明までした。晩節を汚すと批判するより、あまりにも惨めだと同情したくなる。米山新潟県知事のお母さんは、息子はバカだと卑下していた。しかし、愚生には、福田事務次官と比べれば独身だったのだから、捌け口も必要だろうと同情する。細野と山本モナ、中川郁子の路チューや立憲の山尾より遥かに健全だ。そして、彼が自らを反省している様は、医者であり弁護士でもあった知見が伺える。思い出せば、東京都知事候補だった吐き気を催したくなる鳥越俊太郎などよりも遥かに真面だ。しかし、公人となれば倫理観が強く求められる。ところで、昭恵夫人は世間知らずのお嬢様だからと言って、済まされるのだろうか。
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