« ポジショントークになってしまった感がする。 | トップページ | 撮影セットを活用した「二十四の瞳映画村」 »

2018年5月15日 (火)

日本中の不動産の無価値化が進行

20151202202732 都心(五区)の不動産市場は高騰を続ける。局地バブルに踊らされた狂乱状態の地域もある。しかし、全国を津々浦々を見渡せば、無料でも売れない空き家やマンション、無価値となった土地などで溢れている。愚生のようなオイルショックを経験してきた年代の者には、信じられないような変化が起きている。日本人が持っていた土地神話が崩壊したことが発端なのだろうか。不動産に価値が見出されなくなった例として、無料でいいからこの空家をもらって下さいという広告まで出る。越後湯沢のリゾートマンションなどは、その例に違わない。いずれは、田舎の土地の大半が換金できなくなるのではないか。東京都下であっても、郊外の遠くまで行けば100万円でも買い手がつかない空家がある。あと10年もすれば、多摩ニュータウンや港北ニュータウン、千葉ニュータウンの老朽マンションも、そういうカテゴリーに加わる可能性がある。そういった不動産でも、過去の高値時は5000万円前後の価格で売買されていた。今の50代以上の世代なら、長期住宅ローンを組んでで、マイホームを購入した人は多い。しかし、昨今は富裕層を除けば、贅沢さえい言わなければ住宅はタダ同然の価格で手に入る。これまでの住宅価格の上昇原因は、産業が農業から工業や商業に移った。それに伴って、都会に流入する人が激増した。また、戦後の核家族化というライフスタイルの変化が原因だった。そして、その経済的な価値の増幅が、不動産の価値は下がらないという「土地神話」を生んだ。都心部では、建築コストの上昇と、利便性から人口増が止まっても住宅価値は下がらなかった。一方、郊外や地方では、世帯数という住宅需要もなくなり、人口自体も減少した。さらにインターネットの普及で、店舗の必要性までが減少した。こうしたことが、日本全体で不動産に対する需要を著しく減らした。この大きな流れで、日本中の不動産の無価値化は進行している。東京23区内であっても商店街の衰退で、シャッターを下ろした商店街は多い。仮にそういった店舗を無料で手に入れたとしても、採算の取れる経営はできない。少子高齢化の日本で、賃貸アパート建設に限らず、実物不動産への投資などは決してしてはいけないという時代だ。

|

« ポジショントークになってしまった感がする。 | トップページ | 撮影セットを活用した「二十四の瞳映画村」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2042190/73488477

この記事へのトラックバック一覧です: 日本中の不動産の無価値化が進行:

« ポジショントークになってしまった感がする。 | トップページ | 撮影セットを活用した「二十四の瞳映画村」 »