アマゾンがヘルスケア分野に参入
今朝のニュースで、米アマゾン・ドット・コムがオンライン薬局を運営するピルパックを買収すると報道された。アマゾンはこの買収を通じてヘルスケア分野に参入する。そして、全国的な医薬品ネットワークも同時に手に入れる。買収条件は、アマゾンは約1100億円をピルパックに支払う。ピルパックは、処方せん薬を服用しやすいようにまとめ、宅配するサービスを提供している。複数の慢性的な症状を抱える患者などを顧客とし、米50州で事業ライセンスを取得している。アマゾンの発表を受け、ドラッグストアチェーンや医薬品卸売銘柄が軒並み下落した。アマゾンイフェクトなのだろうか。ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは約10%株価が下落。CVSヘルスは約6.1%安だった。この動きと関連があるのだろか、アマゾンは今年1月に、JPモルガン・チェース、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイと共に、3社の米従業員の医療費を削減するための会社を設立すると発表した。そして、この会社のCEOに外科医で作家のアトゥール・ガワンデ氏を起用する。今回のアマゾンによるピルパック買収は、医薬品販売業界でまさにこれから起ころうとしている大きなうねりなのだろうか。いずれにせよ、アマゾンを見ていると子供の頃に見ていた「三大怪獣 地球最大の決戦」に出てくるキングギドラという怪獣を思い出す。キングギドラは、竜を思わせる3つの頭部と、それを支える長くしなやかな3本の首がある。2本の長い尾があって、全身は黄金色の鱗で覆われている。そして、腕の代わりには、巨大な1対の翼を持つ。口からは稲妻のような形状の光線を吐く。おおよそのスペックは以下の通りだ。
身長:100メートル 翼長:150メートル 体重:3万トン
飛行速度:マッハ3(大気圏内)、マッハ400(宇宙空間)
アマゾンは、このキングギドラと同様に、同時に多方面での戦いを、圧倒的な物量と資金で仕掛けるからだ。そう思うのは、ポジショントークの愚生だけだろうか。
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