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2018年6月11日 (月)

足るを知る者は富む

Img_0  東京地方も梅雨に入った。愚生宅の外壁塗装も先週土曜日に終わったため、キリが良かった。梅雨前には終わらせたいと思って、昨年からペンキ屋さんと打ち合わせていたことが功を奏した。備えあれば患いなしという格言がある。ここで使うことが適当かどうかは知らないが、つくづくそう思う。そして、ワールドカップが今週から始まる。日本代表が善戦することはないという前触れだ。愚生も、はっきり言って期待していない。期待の星、大谷君もDL入りというから今年前半の試合には出られないようだ。今週からのイベントはたくさんあっても、愚生が喜べるようなものは少ない。昨日箱根から帰ったばかくりだが、特にすることもないので、来月に行く東北旅行の下調べでも使用かと思う。この歳になると、何時まで足腰が立つかわからない。愚生のカミさんも、一昨年に長期入院をした。その時は、もうこれで夫婦そろっての旅行などはできないと思った。運よく健康が戻ったので、旅行は行けるときに、どんどんするべきだと痛感する。OB会で、退職後に非正規雇用として働いている学友は、モチベーションを持ってする仕事ではないと嘆く。ただ、年金が満額出るまでの繋ぎだという。愚生は、早期退職をして自由業として生きてきた。確かに、自由業というと聞こえが良いかもしれないが、働いても賃金が保証されるわけではない。儲からない時は、辛いこともある。しかし、雇われていないという心の自由が、多くのリスクを相殺してくれる。一度、独立してしまうと勤め人に戻る気にはなれない。長いサラリーマン生活で、心安らかに会社生活をしたことはなかった。生活保障はあっても、窮屈な閉塞感で締め付けられる気分は、もうこりごりだ。そう考えれば、今の生活に感謝しなければならない。人は、自分が手にしているものを嘆き、自分に無い物を渇望する。そう考えれば、「知足者富」老子が説くように、「満足することを知っている者は、心豊かに生きる」という箴言に耳を傾けたくなる。

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