このご時世に参議院の定数増加などご法度
参院選の「一票の格差」是正のため合区を継続しつつ、定数を6増もする自民党案が国会に提出される。少子高齢化で財源不足のご時世に、参議院の定数増加など自民党は何を考えているのだろうか。自衛隊の隊員が不憫と言う一方で、網タイツ大臣を防衛大臣に任命。経済が大切だと言いながら、政治資金でオムツまで買った二世議員を経産大臣に任命。安倍首相は、国防も経済も真面目に考えているとは思えない。真剣に考えるなら、こんな当事者能力のない人材を大臣に登用するはずはない。不謹慎としか言いようがない。自民党の石破茂元幹事長は、公職選挙法改正案に関し現実的な案としてこれしかないという。なぜこれしかないのだろうか。一票の格差を是正するなら、合区をどんどん進めるべきではないか。人口減の島根県や鳥取県の合区は当然だろう。こんな少人数の県を独立して維持するより、岡山県や広島県との合県を進めるのが本筋だ。立憲民主党などが参院選の定数6増について批判することは、国民目線から見て当然だ。石破氏は地方の代弁者がいなくなり、東京一極集中が進んでいいのかと反発する。しかし、人もいないのに地方議員などは不要だ。今でも、鳥取県などは日本のお荷物県の一つだ。そこ出身の代議士などは、日本の弱体化に手を貸す支那や朝鮮と同じ貉だ。批判を承知で党執行部が泥をかぶって作った案だというが、自民党は腐っているとしか言いようがない。これに関しては、都市部出身者が多い野党の旧民主党議員の方が真っ当なことを言うから不思議なものだ。愚生が大嫌いな枝野代表が「訳の分からない自民党ご都合の案だ。定数を増やすとなったら相当根本的な議論をしないと国民の理解は得られない」と反発する意見が、心地よく聞こえるのが不思議だ。何時から安倍政権は、身を切る改革を止めたのだろうか。消費税の値上げを、来年中止にするのかも含めて議論して頂きたい。田舎選出の議員は、都市部に住む国民の気持ちなど解らない。愚生などは、二倍でも不公平だから、限りなく一倍に近くすべきだと思う。地方区、比例区を廃止して、北海道、東北、・・・・北陸と衆議院のブロック別比例区のように機会的に議員定数を人口配分すれば可能だ。これは簡単にできる作業だ。国会議員がいなくなる県があったとしても、それは県民の選択だ。自民党の無責任な選挙改革案をみれば、財政規律など安倍首相は口にするなと言いたい。
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