身の丈に合ったコメントにして頂きたい。
日本代表チームは、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグを突破した。しかし、ポーランド戦で日本が終盤にとった試合運びを批判する意見も多い。例えば、スポーツ評論家の玉木正之氏などは、「はっきり言って試合内容はひどく、最低のものだった」と吐き捨てる。一方、早稲田大学の武藤泰明教授は「勝つか負けるかではなく、1次リーグ突破が目的である以上、仕方がない」と理解を示す。武藤教授は「コロンビアとセネガルも日本の試合をにらみながら戦術を組み立てていたはず。日本の戦い方が批判されれば1人だけ前線に置いて、残り全員で守るという場合も、いかがなものかということになる」と話す。閣僚からもさまざまな論評が相次いだ。河野太郎外相は「あらかじめ決められたルール通りにやった」と擁護派。福井照沖縄北方担当相は「武士道とか潔さから見たら、100%受け入れられない」と批判。林芳正文部科学相は「すかっと勝って決めてほしかった気持ちはある」と述べた。菅義偉官房長官は「次のベルギー戦で全てを吹き飛ばすような、すばらしい戦いを期待している」とエールを送った。各国メディアでは批判的な報道が目立った。海外メディアの批判は、ある程度は解る。なぜなら、彼らは報道する立場だから、日本の勝敗などどうでもうよい。試合が面白くなければ困る。しかし、野球で10ー0の試合は面白くない。ただし、贔屓チームが勝っている場合は、こんな楽しい試合はない。いくら接戦のシーソーゲームであっても、贔屓チームが負けたなら疲労感しか残らない。愚生のような、アンチ巨人にとっては、巨人の八連覇などは悪夢でしかない。腹が立つのは、玉木氏や福井沖縄北方担当相、林文部科学相の発言だ。日本がW杯の予選前、決勝トーナメントに行ける可能性は、0%、いや1~2%だったことを忘れたのか。そして、代表選手の選出にも、世論やメディアは酷評していた。悲観的な予想では、予選で勝点をあげる事さえ無理だとのコメントもあった。ドイツやブラジルならばともかく、身の丈に合ったコメントにして頂きたい。ルール通りにやったのだから、フェアプレイで勝ち取った予選突破だ。イエローカードのように、ルールを無視した行為に科せられる反則とは違う。決勝トーナメント進出についても「結果オーライ」との認識を批判するのは的外れだ。結果がでなければ、内容云々を言っても話にはならない。ところで、福井沖縄北方担当相といえば、永田町で「ある写真」の存在が囁かれている問題政治家だ。有馬温泉にて、あられもない姿でコンパニオンに抱きついている人の口から、武士道などと言う言葉が飛び出したので、吹き出してしまった。また、林文部科学相は、先ごろ公用車を使って「セクシー個室ヨガ(キャバクラヨガ)」のレッスンに通っていた人だ。文部科学省は「今回の公用車の使用は公務の円滑な遂行のため必要だったということなので、運用のルール上は問題ない」という。しかし、日本代表チームに、「すかっと勝って決めてほしかった」というなら、自身は「すかっと辞任すべきだった」と愚生は助言したい。そして、菅官房長官の「次は吹き飛ばすような戦い」はないだろう。予選通過でも200点満点なのに・・・。喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺を思い出す。感謝することを忘れると、自分の事を棚に上げて、上から目線で言ってしまう。愚生は、何度も苦境に立たされながら、はねのけてきたこれまでの日本代表には敬意以外の何物もない。あまりにも「手のひら返し」が無責任に行われている世相には、苦言を呈したくなるのは愚生だけだろうか。
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