アマゾン・ドット・コムは増収・増益
昨日は、米フェイスブックの株が20%ほど暴落した。25日に発表した2018年4-6月期決算で、欧米でユーザーの伸びが低迷したことが原因だ。右肩上がりだった売上高も通年で成長率が落ち込むとの見通しを示した。下落率20%は、時価総額で1300億ドル分が消えたことになる。日本円で、約15兆円と言うから膨大な損失だ。ただ、愚生の目には、それほどひどい決算数値には見えなかった。年初来からの数々のスキャンダルの割には、伸びていると思った。この日発表した決算は純利益が前年同期比31%増の51億600万ドル(約5660億円)で最高益を更新。売上高も前年同期比42%増の132億3100万ドルだった。しかし、売上高は投資家予想を若干下回り、月間利用者数の22億3000万人も少し予想に届かなかった。これは欧州で5月末から施行された「一般データ保護規則(GDPR)」の影響だという。EUの厳しい個人情報の保護ルールが今回の逆風になったようだ。確かに、3月に英コンサルティング会社による情報の不正取得が発覚して以降、フェイスブックのアカウントを消す運動が起きるなど、個人や投資家からの批判が続いた。その結果、足元でユーザー離れが生じている可能性もある。その中で、最大のブレーキは不正な投稿や広告を摘発するための出費だ。フェイスブックは今春、年末までに5000人を追加雇用し2万人体制で精査にあたると発表しているからだ。一方、米国や欧州と違い新興国では、パソコンを飛び越えてスマートフォンが急速に普及した。そういう国では、フェイスブックがインターネットであり電子メールの代わりとなっている。そのせいか、フェイスブックの利用者はアジア太平洋地域で伸びている。特に2018年4~6月期はインド、インドネシア、フィリピンが好調だった。そう考えれば、今回の株価の下落は、少しオーバーアクションのような気もする。そう思った愚生は、勘だけを頼りに、少しだけだがフェイスブック株を買い増した。ところで、アマゾンの第2四半期決算は、EPSは、予想$2.53に対し$5.07。売上高は、予想533.7億ドルに対し528.9億ドル。売上高成長率は前年同期比+39.3%と増収増益だった。営業利益は+375%の30億ドルで、予想値の17.6億ドルを超えた。アマゾンの株価は、時間外取引で年初来高値を越えたようだ。愚生の個人的意見だが、ネットワーク環境に沿ったFA●G株は、紆余曲折があっても、まだまだ、上昇志向だと思う。(参考Amazon.com Inc. AMZN, +3.15% shares jumped about 4% Thursday afternoon after the company reported its largest quarterly profit total in history, disclosing earnings per share more than double what analysts expected. )
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