「心動けば相場に曲がる」
米国株式市場は、ハイテク株が売られる中、先週の場中に過去最高値を付けたナスダックは3営業日連続で1%を超える値下がり。ハイテク株以外のセクターへのシフトや、利益を確定する動きだという。ハイテク大手5社の「FAANG」銘柄では、フェイスブックが2.2%安、ネットフリックスが5.7%安。その他のアップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベットも連れ安となった。上がりすぎた株が下がったのか。それとも、資金が逃げ出したのかは知らない。ただ、中長期的な株価の上昇を信じるなら、絶好の買い場のような気もする。ただ、今日も下げがきついネットフリックス株だけは、特別な事情があるような気はする。その他では、一昨日に20%も下げたツイッター株もさらに8%も下げている。上昇が、急すぎてバブル部分が剥がれてきたのかもしれない。ただ、愚生にはネットワークの基幹サービスを担うハイテク株は、一時的な調整はあっても、また復活すると思う。なぜなら、技術革新に伴う環境がそうさせるからだ。4Gから5Gになり、回線速度は10倍速くなる。混雑した一本の道路が、一気に10本に増える勘定になる。または、東京-大阪間が180分だったものが、18分で行けるようになる。この劇的な変化で、新しいビジネスが起きてこないはずはない。10倍のデータ処理量なら、10倍のデータコンテンツを扱える。そうなれば、従来ネットワーク上に乗せられないような精細な動画まで可能になる。その結果、データ量のバックアップ量も10倍となる。クラウドサービスを手掛けるアマゾン、マイクロソフト、グーグルなどは、濡れ手に粟で需要が増える。そして、高速にデータ処理をこなすには、高速計算が可能なGPUが必要になる。当然、エヌビディアなどが担う役割は多くなる。複雑な車の自動運転などまで含めれば、数限りない新しいビジネスが湧いて出るだろう。こう考えるのは、愚生の独りよがりの願望なのだろうか。株式に「心動けば相場に曲がる」という格言がある。株が勢いよく騰がり始めると、まだまだ騰がる。こんなところで利食いするのは、もったいないと、欲が出てくる。その結果、当初の予定など無視して買い増す。こう言う状態になると、冷静な投資ではなく、単なる欲の塊になってしまう。そして、相場観も間違うという戒めだ。愚生もそうなっているのかと、少し不安になる。
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