「ネオダマ」という造語がキーワードだった
S&P500種は、前週末比0.8%高の2896.74。ダウ平均は259.29ドル(1.0%)上げて26049.64ドル、ナスダック総合は0.9%高の8017.89。米10年債利回りは金利2.85%。ナスダックやS&P500は年初来高値を更新した。米国とメキシコは争点だった自動車の原産地規則について、現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げることで合意しことが株価上昇の理由だそうだ。いつも、後から付け足しのような株価上昇の理由が付く。本当なのかと問いたいが、愚生にとっては結果オーライだ。フェイスブック株売却後、その金を何に向けようかと土日に考えた。愚生の投資先は、グロース株のIT関連株と決めている。コンピューターエンジニアだった愚生には、強みとなる専門分野はこの辺りしかない。1980年代後半、当時のF社では、「ネオダマ」という造語がキーワードだった。ネットワーク・オープンシステム・ダウンサイジング・マルチメディアの頭文字を取ったものだ。いまはやりのFANGなどの言い方と同じだ。基幹システムは、IBMマシンからオープンなWindowsやLinux-OSのシステムが主流となった。システム構成もセンター集中型システムから、ダウンサイジングして分散型システムに移行した。そして、「情報収集」と「情報処理」が双方向対話型となったマルチメディアが実現した。特にコンピュータとインターネットを中心とした文字、映像、動画、音声などは、従来別個のものとして扱われてきた。その様々なメディアを、デジタルデータ化することで同一のレベルで処理し、既成の概念とは異なる方法で消費者に発信する。当に、今はマルチメディア時代といえる。ネオダマというキーワードは、今世紀に入って予想通りにすべて実現された。その中でも、ネットワークは社会インフラとなって、これまでの社会構造を根底から覆した。これからの将来はどうなるのだろうかと、有望企業に思いを巡らす。セールスフォースドットコムやマイクロソフト、アドビシステムズなども、頭に浮ぶ。しかし、これから大きな飛躍は期待できそうもないような気がする。いろいろ考えているうちに、頭が痛くなった。最後は、損しなければ良いと思うようになってしまった。結局、これまでに含み益が一番多いアマゾン株を、また買い増すことに決めた。1,910.00ドルの指し値で入れたため、寄りでなんとか買えた。その後、株価は上昇して上場来高値の1,927.68ドルで引けた。時間外では1,933ドルまで上昇した。フェイスブック株を保持していてもよかったのかも知れないが、やはり金融出身者のジェフ・ベゾスの方が、エンジニアのザッカーバーグより信用できる気がする。
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