アップル株は長期に亘って決して失速しない
ブルームバーグによれば、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは、4-6月(第2四半期)に買い増した銘柄は、アップル、ゴールドマン・サックス・グループ・・・・・。と航空機や銀行に加えて、アップル株が入っている。最近のアップルの株価が堅調なのは、こういう長期的な投資家が多数購入しているからだろうか。記事によれば、バークシャー・ハサウェイは、株式ポートフォリオを見直して、IBMなど古くからの持ち株の一部を処分するとともに、保有するアップル株を5.2%買いました。アップルの株価は、今年上期に9.4%も上昇し、その後も上げている。一方、成績不振が続いているヘッジファンド運用者のデービッド・アインホーン氏は、第2四半期にアップル株を一部売却したことが分かった。届け出によれば、アップル株を48万6000株減らした。第3四半期に入りアップル株は約13%も上昇している。この運用者のアインホーン氏は、今年に入り、テスラやゼネラル・モーターズへの投資でつまずき、損失を膨らませているという。米国株が堅調に推移している中で、1-7月運用成績がマイナス約19%というから悲惨だ。弱り目に祟り目という感じだ。愚生は、コンピューターエンジニアだったせいで、業界の黎明期から技術の推移を眺めてきた。そのせいかもしれないが、アップル株の下落は当分ないだろうが、急激な上昇はそれほど望めないと思う。なぜなら、スマホが先進国では一巡したからだ。成熟期では、価格勝負のため高級機が中心のiPhoneは、発展途上国では普及しないと思う。今後も、通信速度などの大きな技術革新は起きるだろうが、それはスマホに限ったものではない。ただ、これからもクラウド全盛の時代が長く続くだろうから、サービス分野に比重を移しているアップルも長期に亘って恩恵を受ける。そう考えれば、株価は決して失速しないと予想。これはポジショントークではない。なぜなら、愚生はアップル株を、過去から現在まで一度も買ったことはない。ただし、投資信託に紛れて保有したことはある。いずれにしろ、著名な投資家といえども、コンピューターエンジニアの愚生に比べれば、専門知識は乏しいはずだ。そう思うと、つくづく自分の専門領域内だけの株式投資が安全だと思う。
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