世界が一層狭くなった気がする。
日本時間の今朝、米アップルの第3・四半期(4-6月)決算が発表された。アップルの業績が悪いと、ハイテク株がつれ安になるかと不安視したが杞憂だった。決算は、利益と売上高がともに市場予想を上回った。高価格モデルのアイフォーンX(テン)販売が好調だった。また、アプリ販売の「アップストア」や音楽配信「アップルミュージック」、アイクラウドなどのサービス事業の増収が寄与した。さらに、第4・四半期(7-9月)の売上高見通しも予想を上回った。この決算を受け、引け後の時間外取引でアップルの株価は3%上昇した。そのせいもあって、業績に不安がないアマゾンやグーグルも時間外取引でプラスに転じた。アイフォーン販売台数は、市場予想下回ったが、販売価格は平均724ドルで、アナリスト予想の694ドルを上回ったことが好業績を牽引した。これで、FAANG銘柄の3・四半期の決算発表は、全て終わった。ネットフリックスとフェイスブックの株価下落は大きかった。しかし、上げ過ぎていたものが調整されたことによる下げだったのだろう。今後、FAA(N)Gの中でネットフリックスを除いて、業績を不安視する要因はないように思える。やはり、企業業績云々よりは、需給の問題や利益確定売りに押されて下げがきつかったのだろうか。株の掲示板を散見すれば、中国株や日本株に見切りをつけて直接米国株に投資する人が増えているようだ。金融市場がネットワークで結ばれたせいで、世界が一層狭くなった気がする。日本株などを対象とした手数料が割高な投資信託などは、いったい誰が買うのだろうか。愚生の目には、郵便局や銀行などの販売員が、経済の右も左もわからない年寄りを騙して買わせている。賃貸アパートなどもそうだ。欲の皮が突っ張った、キャシューフロー計算ができない人を騙して売りつけているとしか思えない。
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