ハウスメーカーとは、詐欺師集団
数日前、米テスラのイーロン・マスクCEOは、ツイッターに自社の株式非公開化をツイートした。マスク氏は、テスラ株を買い取る水準として420ドルを提示。そして、その買取り額、820億ドル(約9兆1000億円)の資金を確保したとツイッターに投稿した。その結果、7日のテスラ株価は11%も上昇した。しかし、マスク氏は資金確保という自らの発言内容を裏付ける証拠を何ら示していない。また、15の金融機関およびテクノロジー企業の関係者は、マスク氏がツイートする前に資金が確保されていたとは認識していないと、匿名を条件に述べた。そして、資金確保を実現できるかどうかを巡り懐疑的な見方が広まる中、9日の米市場ではテスラ株が前日比で一時4.8%下げ、1カ月ぶりの大幅安となった。こうした株価混乱のため、米証券取引委員会(SEC)は、この件で調査を開始するようだ。SECは同社に対し、CEOのツイートが事実に基づいた発言なのかどうか、なぜ当局への届け出でなくソーシャルメディアで公表したかの理由を尋ねているという。愚生は、以前からテスラには懐疑的だった。なぜかと言えば、電気自動車を作ることは出来ても、安定した量産や、その後、長期に亘るメインテナンスなどあまりにも泥臭くアナログ的な作業が付いて回るからだ。マスク氏は、IT関連の企業を立ち上げで富を築いた。しかし、自動車などは長い歴史があって形成された日常使用される製品だ。彼が考えるより、遥かに副次的な問題が重要な気がする。愚生の乗るマツダの車は、買った値段はともかく、メインテナンス費用で儲けるのかというくらい維持費がかかる。それと同様なことがある。それは、ハウスメーカーで建築した住宅のドアのラッチ(鍵)ケースだ。部品製造メーカーからは購入できない。部品メーカーは、ハウスメーカー向けは主軸が□8ミリ、一方市販品は□7ミリしか販売していない。そこで、他の部品メーカーで主軸□8ミリのケースを販売している部品を購入した。すると、取り付け位置の幅が違う。それでも、部品を加工して取り付けたが、今度はラッチの形状が大きく化粧板を通らない。頭にきてしまったが、仕方がないので化粧板を電動やすりで削ってなんとか収めた。意地でも自分で取り付けてやろうと思うと、馬鹿馬鹿しい作業だ。精密機械なら未だしも、たかがラッチケースを含めたドアノブの取付けだ。自動車やテレビ、パソコンの接続口のように、規格くらいは統一しろよと言いたい。ハウスメーカーが、メインテナンスでも自社が独占的に儲けようとする意図がありありと見える。これを知った愚生は、一抹の不安が横切った。なぜなら、ハウスメーカーとは、はっきり言って詐欺師集団のような企業群だ。そうであれば、多数建設された大手賃貸アパートを構成する部品も、すべて自社特別仕様で非売品だろう。これでは、アパート建設したオーナーは、大手ハウスメーカーに一生しゃぶり尽くされ、身ぐるみ剥がれることになる。「くわばらくわばら」だ。
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